シャープとNTTデータが共同開発した新型キャッシュレス決済端末
近年、キャッシュレス決済が普及し、さまざまな決済手段が日常生活に溶け込んでいます。この流れに乗り、シャープと株式会社NTTデータは共同で新たなキャッシュレス決済端末を開発しました。その名も「UA-P10NA」。この端末の特長や利便性について、詳しくご紹介します。
新型決済端末「UA-P10NA」の概要
この「UA-P10NA」は、2023年12月20日からNTTデータによって提供が開始される予定です。特筆すべきは、NTTデータが提供するクラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch(R)」に対応している点です。このプラットフォームにより、クレジットカード、電子マネー、QRコードと多様な決済手段に柔軟に対応できるのです。
デザインと操作性
端末はスタッフ側と顧客側が分かれたセパレートタイプ。スタッフ用の端末は6インチの大型ディスプレイを搭載しながらも、サイズはコンパクトに設計されています。このため、限られたスペースでもスムーズに設置できます。また、視認性と操作性に優れ、高い快適さを兼ね備えています。顧客用の端末には、シャープ独自のベールビュー技術が採用されており、のぞき見を抑制する工夫がされています。これにより、安心して決済が行えます。
高速な決済処理
さらに、UA-P10NAは高性能なCPUを搭載しており、QRコード決済の際にはわずか0.7秒でQRコードを認識することが可能です。これにより、待ち時間のストレスを大きく軽減。スピーディーな決済を実現しています。
遠隔管理システムの導入
この端末の特長の一つとして、シャープが開発したEMMサービス「LINC Biz EMM」の技術を活かした遠隔管理システムがあります。このシステムにより、複数の決済端末の稼働状況をクラウドを通じて一元管理。トラブルが発生した場合でも迅速に対応できるため、運用の安心感が大きく向上します。これにより、店舗のオペレーションはよりスムーズに行えるようになります。
まとめ
「UA-P10NA」は、現代のビジネスシーンにおいて不可欠なキャッシュレス決済端末として、さまざまなニーズに対応する高い性能を誇ります。シャープとNTTデータの技術が凝縮されたこの端末は、今後のキャッシュレス社会をより豊かにすることでしょう。ぜひ、今後の展開に注目してください!