Exabeamの新しい一歩
2020-07-29 13:30:04

Exabeamの次世代SIEM「Smarter SIEM™」導入によるセキュリティ強化と新たなパートナーシップの形成

Exabeamの新たな一歩:次世代SIEMでのセキュリティ対策の革新



近年、サイバー攻撃は増加の一途をたどり、企業の情報システムや経営に深刻な影響を及ぼしています。それに伴い、企業はセキュリティ対策の強化が急務であると認識しています。最近、米国のExabeam, Inc.は次世代SIEM「Smarter SIEM™」を日本国内で導入するため、兼松エレクトロニクス株式会社(KEL)とのパートナー契約を締結しました。この動きは、企業のサイバーセキュリティ対策を一段と強化することを目的としています。

パートナー契約の背景



新型コロナウイルスの影響で多くの企業がリモートワークを導入する中、サイバーセキュリティへの取り組みはこれまで以上に重要性が増しています。特に、標的型攻撃や内部からの脅威は、企業にとって深刻な問題となっており、適切な対策が求められています。

日本の企業では、セキュリティインシデントに適時・適切に対応できていないケースが多く見受けられ、その結果、事業継続リスクやビジネスチャンスの喪失といった問題が生じています。この背景において、企業はCSIRT(Computer Security Incident Response Team)の設立を進め、セキュリティ強化に取り組む必要があります。

KELは、長年にわたりITインフラの提供を行ってきた企業として、最近ではセキュリティニーズに対応するために深い知見を持つグローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)への資本参加も果たし、セキュリティ領域における強化を進めています。今回のExabeamとのパートナーシップは、その一環として位置づけられています。

Smarter SIEM™の特徴



Exabeamの「Smarter SIEM™」は、従来のSIEMの複雑性を払拭し、少数の専門家でも効率的に運用できる設計が施されています。特に、自動化されたタイムラインやプレイブックを活用することで、セキュリティ担当者の業務負担を軽減し、迅速な対応が可能になります。これにより、企業は限られたリソースを有効活用し、セキュリティ対応を容易に実施できるようになります。

Exabeam Platformの機能



Exabeam Platformは、セキュリティ運用の効率性と効果を最大化するために、ログの収集(Collect)、攻撃の検知・解析(Detect)、インシデント対応(Respond)のフローを改善することにFocusしています。特に、ExabeamのAdvanced Analyticsは、マシンラーニングを活用し、膨大なログデータから不審な行動を自動的に検出する機能を持っています。これにより、企業はセキュリティリスクを未然に防ぐことが期待できます。

今後の展望



今後、KELは「KEL Zero Trust Security Solution」として、NISTのゼロトラストアーキテクチャに基づくセキュリティ支援を提供していきます。今回のパートナー契約は、KELのSIEM機能強化に大きく寄与することが期待されています。さらに、KELは「KEL Security as a Service Lineup」の拡充にも取り組んでおり、多様なセキュリティニーズに応える体制を整えています。

ひとしなみのセキュリティニーズに応える



Exabeam Japanは、KELとのパートナーシップによって、日本市場向けに特化したサポートを行い、セキュリティ環境の向上を図ります。この連携を通じて、日本の企業が直面するセキュリティ課題を解決し、さらなる業務効率化に寄与することが期待されています。

この革新的な取り組みは、国内企業のサイバーセキュリティに新たな可能性をもたらし、多くの企業が安定したセキュリティ環境を構築する手助けとなるでしょう。

会社情報

会社名
兼松エレクトロニクス株式会社
住所
東京都中央区京橋2-13-10京橋MIDビル
電話番号
03-5250-6801

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