個人情報漏洩後の対策に特化したeラーニングプログラムが登場
東京システムハウス株式会社と有限会社エンカツ社は、個人情報漏洩発生後の対策に特化したeラーニングプログラム「個人情報漏えい発生直後3日間でやるべきこと一覧」を共同開発し、7月12日に発売しました。本プログラムは、企業の経営者や担当者を対象に、個人情報漏洩事故発生直後の対応を体系的に学ぶことができる内容となっています。
事故後の対応に焦点を当てた画期的なプログラム
これまで、個人情報漏洩事故対策は、予防策に焦点が当てられることが多く、事故発生後の具体的な対応手順を示した教育プログラムは不足していました。本プログラムは、事故発生直後の3日間で企業が取るべき具体的な行動を、動画やチェックリスト、例文などを用いて分かりやすく解説することで、この課題を解決します。
プログラムの内容
本プログラムは、エンカツ社代表取締役社長である広報・危機管理広報コンサルタントの宇於崎裕美氏が解説を務めています。3部構成となっており、事故発生直後の3時間、3日間、そして正しいお詫びの仕方を学習できます。
個人情報漏洩発生直後、最初の3時間(7分): 緊急対策本部の設置、初期対応について解説
個人情報漏洩発生直後、最初の3日間(21分): マスコミ対応、被害者への対応について解説
正しいお詫びの仕方(4分): 謝罪や補償の方法について解説
さらに、プログラム受講者には、チェックリスト、マスコミ発表資料(ポジションペーパー)、お詫び状、想定Q&Aなどの例文が提供されます。これにより、実践的な対応スキルを身につけることができます。
企業の危機管理対策に貢献
マイナンバー制度開始以降、企業は個人情報をより慎重に扱うことが求められています。しかし、万が一漏洩が発生した場合の対応については、多くの企業が十分な準備をできていません。本プログラムは、そのような企業の危機管理対策に貢献すると期待されています。
今後の展開
東京システムハウスとエンカツ社は、eラーニングプログラムに加え、集合研修や出張研修なども提供していく予定です。より多くの企業が、本プログラムを通じて個人情報漏洩事故への備えを強化し、迅速かつ適切な対応を実現できるようになることを目指しています。
講師プロフィール:宇於崎裕美氏
広報&危機管理広報コンサルタント。エンカツ社代表取締役社長。横浜国立大学工学部安全工学科卒業。長年にわたり、広報・マーケティング分野で豊富な経験を持つ。記者発表会、プレスリリース、インタビュー、テレビ取材対応など、幅広い業務をこなす。危機管理広報の専門家として、個人情報漏洩、食品の異物混入、製品回収など、様々なクライシス対応の実績を持つ。
問い合わせ先
e-ラーニングプログラムおよび出張研修に関するお問い合わせ
東京システムハウス担当:原口
電話:03-3493-5764
メール:[email protected]
本プレスリリースに関する報道関係者からのお問い合わせ
エンカツ社担当:田中
電話:03-6417-1887
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