春日部市で開催された街歩き謎解きイベント『なぞたび』の魅力とは

春日部市で新たな地域活性化の試み

2024年7月29日、埼玉県春日部市で新しい形の地域活性化イベント「なぞたび」のモニターが開催されました。このイベントは、インバイトジャパン株式会社と地元企業「一般社団法人共力KASUKABE」がコラボし、春日部の魅力を再発見することを目的としています。

謎解きによる町巡り

「なぞたび」は、地図を手に街を歩きながら様々な謎を解くというユニークなゲームです。この日、県外から集まった中学生や社会人7名が参加し、春日部の街を楽しみました。モニターとして体験した参加者たちは、初めて出会った仲間たちと協力し、次々と現れる謎に挑みました。ひとりでは難しい問題も、仲間と共に力を合わせることで解決でき、交流が深まる瞬間が多く見られました。

彫刻の街、春日部

春日部市は以前から地域のアートを取り入れた観光地作りに力を入れています。1989年のふるさと創生事業を契機に、春日部駅周辺には23体もの彫刻が展示されており、観光客はもちろん地元の人々にも親しまれています。このような芸術作品が身近にあることは、街の魅力を引き立てる要素となっています。

国際的な視点も

「なぞたび」は日本語と英語の両方に対応しており、外国人観光客も楽しめる内容となっています。近年、春日部への外国人観光客は4.5倍に増加しており、インバイトジャパンの試みは、旅行者にとっても新たな発見の場を提供します。謎解きは非言語型の要素がたくさん含まれており、国籍を問わず参加者が楽しめるアクティビティです。