建設業界の新たな挑戦
株式会社スエヒロ工業は、静岡県沼津市に本社を置く企業で、最近、経済産業省が創設した健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)に2年連続で認定されました。この認定は、単なる健康施策の実施だけでなく、企業文化としての「心理的健康」や「納得感のある働き方」に注力してきた成果として評価されています。
健康経営の理念
スエヒロ工業は、建設業における「健康」を単なる身体的な健康に留まらず、心理的な健康やキャリアの充実も含むと考えています。代表の櫻井弘紀氏は、社員が自分の成長を実感し、将来に希望を持てる環境を整えることが重要であると強調します。特に、ダイバーシティ推進課が組織の文化を見直し、「社員一人ひとりが安心して言葉を発せられる職場」の実現に向けた施策を展開しています。
具体的な取り組み
この1年間、同社が特に力を入れた施策は3つあり、1つ目は「対話を可視化する評価制度の確立」。定期的な面談を通じて、社員の目標設定と進捗確認を行い、評価基準の明確化に努めています。
2つ目は、「多様なキャリアを尊重する組織文化の構築」。企業として、全ての社員が自分の希望に沿ったキャリアパスを選べるよう、制度を構築しています。
3つ目は、「レインボー勉強会」を基盤にした、誰もが自分らしく働ける現場づくりです。これらの取り組みは、単独で行われるものではなく、共通の価値観に基づいて統一されています。
新卒社員の入社
2026年4月、同社に新卒の社員が加入しました。施工管理の職に就く彼女は、社長や人事課長との対話を通じて感じた柔軟な社風を入社の決め手としたとのこと。スエヒロ工業では、施工管理業務と並行して職人技術も現場で習得できる体制を整えており、社員一人ひとりの志向を尊重することが、若手人材の成長と定着につながると考えています。
健康支援の新しい仕組み
同社では、評価制度の試行運用も行い、定期面談で「将来への不安を解消する」仕組みを導入しています。これにより、達成感を得られることで社員の心身ともに健やかになるとしています。また、健康診断やストレスチェックなどの実施率も高く、従業員のメンタルヘルスを支えるための様々な施策を行っています。
社員の声
社員からは、「取り組むべきことが明確になった」「100%の達成だけでなく、110%、120%を目指せるようになった」という声が寄せられています。これにより、会社は業界全体の健康経営のロールモデルとして機能することを目指しています。
企業理念の背後にある思考
スエヒロ工業が健康経営に力を入れる理由は、社員の健康が業務の成果に直結すると信じているからです。代表の櫻井氏は、建設業における従来のイメージを覆すべく、健康経営を通じた新しい価値観の創出に取り組んでいます。今後も、社員が安心して働ける環境の構築に注力し続ける方針です。
会社概要
- - 会社名: 株式会社スエヒロ工業
- - 所在地: 静岡県沼津市足高287-29
- - 代表者: 代表取締役社長 櫻井 弘紀
- - 創業年月: 1987年5月1日
- - 従業員数: 30名(役員3名含む)
- - 事業内容: 防水工事、塗装工事、左官工事など建設関連業務
- - URL: スエヒロ工業公式サイト
スエヒロ工業の健康経営への取り組みは、今後の建設業界において、新たなキャリアの選択肢や働き方を提案する重要なきっかけとなることでしょう。