アフリカ自然保護
2016-06-23 16:44:26
ワイン販売を通じたアフリカ自然保護活動の魅力
リカーショップアフリカーは、ワイン販売の収益の一部を南アフリカの自然保護団体HESCに寄付するという独自の取り組みを行っています。この活動は、アフリカーが自らのビジネスを通じて、アフリカの自然環境や希少動物の保護に貢献しようという思いからスタートしました。
HESCとは?
HESC(ヘンリケス郡自然保護センター)は、主に南アフリカ北部で活動している自然保護団体です。この団体は絶滅の危機に瀕している動物や密猟の影響を受けやすい動物の保護を目指し、アフリカゾウやチーターの保護プログラムを中心に様々な活動を展開しています。HESCでは動物の繁殖や教育、さらには野生への返還プログラムなど、動物たちの未来を守るための努力が行われています。
アフリカーがHESCを寄付先として選んだ理由は、情報公開の透明性です。HESCの公式ウェブサイトやメールマガジン、ブログなどを通じて、親しみやすく分かりやすい情報提供がなされており、顧客にとっても安心して応援できる団体であると考えました。
アフリカーの寄付活動の背景
店主である小泉俊幸さんは、アフリカを旅する中でその壮大な自然に心を奪われる一方で、経済発展が自然環境に悪影響を及ぼしている現実を目の当たりにしました。このような経験から、自然保護のために寄付をする意義を強く感じ、アフリカーとしても積極的に自然保護に取り組みたいと考えるようになったのです。
南アフリカでは多くのワイン生産者が自然保護活動に注力しており、これに刺激を受けたアフリカーも、ワインを取り扱う企業として同様の姿勢を持つことが重要であると認識しました。実際、南アフリカの多くのワイナリーは、動物保護団体への寄付や、持続可能な農業、環境保護に向けた取り組みを行っています。
南アフリカのワイン産業と環境保護
南アフリカのワイン産地は、ユネスコの世界遺産に登録されているケープ植物区保護地域群の一部であり、その美しい自然環境を守るために、厳格な環境保護ガイドラインが設けられています。これらのガイドラインによって、ワイン生産者は環境に配慮した生産を行うことが求められており、その結果、南アフリカのワインには「サスティナビリティシール」が添付されるようになっています。このシールは、環境保護ガイドラインに基づいて生産されたことを証明するもので、消費者は番号をオンラインで入力することでそのワインの環境基準を確認することができます。
この仕組みは世界的にも珍しく、南アフリカのワイン生産は他国の模範とされる存在となっています。自然環境の保護と美味しいワインの両方を楽しめるこの取り組みは、多くのワインファンに受け入れられています。
アフリカーの魅力
リカーショップアフリカーでは、約200種類の南アフリカ産ワインを取り揃え、リーズナブルな価格で提供しています。ただ美味しいワインを楽しむだけでなく、アフリカの素晴らしさやその文化を顧客と共有することにも力を入れています。アフリカーを通じて、ワインを選ぶことがそのまま自然保護活動に寄与することとなるのです。アフリカーのオンラインショップは、誰もが手軽に南アフリカのワインを楽しむことができる場所として、今後もその役割を果たしていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ANPAN
- 住所
- 東京都中央区日本橋蛎殻町2-6-8日本橋KSビル1階
- 電話番号
-
03-5856-9435