タカラベルモントの自動シャンプー機器が2025年度グッドデザイン賞を受賞

タカラベルモントの新たな革新：自動シャンプー機器「aqua pod」

このたび、タカラベルモント株式会社が発表した自動シャンプー機器「aqua pod」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。理美容師の身体的負担を軽減しながら、利用者に新しい洗髪体験を提供するこの製品は、多くの理美容サロンでの活用が期待されています。

「aqua pod」とは？

「aqua pod」は、水流の力を利用して頭皮や髪の汚れを洗い流す自動シャンプー機器です。高い直進性を持つ水流が地肌にしっかり届き、サロンでの洗浄力を飛躍的に向上させました。また、特製の洗浄美容液との組み合わせにより、髪にツヤを与え、立ち上がりの良い美しい髪を実現します。

主な特長

1. 高洗浄力と摩擦軽減
直進吐水により、髪の内部までしっかり水流が届き、摩擦を最小限に抑えながら高い洗浄力を発揮します。カラー剤を乳化せずに除去できるのも大きな魅力です。

2. 新感覚の洗い心地
多様な洗髪プログラムを搭載し、髪と地肌を潤しつつ、爽やかな洗い心地を提供します。

3. 施術性とコンパクト設計
後方・側方からアクセス可能で、施術者に負担をかけない設計となっており、サロンの雰囲気にも調和します。

「aqua pod」が誕生した背景

この製品の開発は、理美容師が抱える腰痛や手荒れといった身体的負担を軽減することから始まりました。30年以上の研究を経て、理美容師やお客様のために、安全で快適な体験を提供するという二つの使命を両立させることを目指しました。その結果、新しいシャンプー機器「aqua pod」が誕生したのです。

開発者の思い

開発チームは、1993年に初代モデルを発表し続けてきた自動シャンプー機器の進化を常に追求しています。今作は、ヘアカラーの需要増加やサロンでの癒しを求めるトレンドに合わせた高性能水流と体感を装備し、業界の人手不足を背景にして、機能性とデザイン性を高めた製品へと進化しました。

審査員からの評価

審査員は「aqua pod」の特性を高く評価し、理美容サロンにおける自動洗髪の課題に効率良く対応したデザインであると述べました。独自のノズルによる空気混合水流が、心地よさと洗浄力を両立。予洗いが不要な設計は業務効率をアップさせ、美容師の身体的負担を軽減すると指摘されています。さらに、従来の機械的な印象を払拭しつつ、先進的な佇まいを実現し、新しいサービス体験を提供する点も評価されました。

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、日本を代表するデザインの評価制度で、1957年に設立されました。国内外の多くの企業や団体が参加し、社会課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的としています。受賞符号「Gマーク」は、優れたデザインの象徴として広く知られています。

会社概要

タカラベルモント株式会社は1921年に創業し、理美容や化粧品の事業を中心に、多岐にわたるサービスを展開しています。2021年には創業100周年を迎え、持続可能な社会を目指して新しいパーパス「美しい人生を、かなえよう。」を制定しました。公式ウェブサイトやSNSを通じて、最新情報を発信しています。

詳しい情報は公式ウェブサイトを訪れてみてください：タカラベルモント