JTBが新日本コンピュータと提携し経費データの連携を開始
株式会社JTBビジネストラベルソリューションズ(JTB-CWT)は、新日本コンピュータマネジメント(SCM)との提携により、同社の業務アプリケーション『STAFee』との経費データ連携を開始しました。この新しい連携により、ビジネストラベルマネジメントの効率化と経費管理の簡素化が期待されています。
新たな連携の意義
JTB-CWTが提供する『ビズバンスJTB経費データ連携』は、出張に関連するデータやコーポレートカードの利用明細を、他のシステムと直接連携できるプラットフォームです。この機能を活用することで、出張旅費の精算業務が大幅に効率化されます。特に、手入力が不要になることで、ヒューマンエラーのリスクも軽減されます。
一方、SCMが提供する『STAFee』は、経費精算や申請システムを備えたクラウド型の業務アプリケーションで、カスタマイズ性の高さが特徴です。これにより企業は、独自の運用方法を容易に構築できるため、業務における多様なニーズに応えることが可能です。
連携による具体的なメリット
新しいデータ連携の具体的な利点は以下の通りです:
1.
自動連携による手間の軽減: 『ビズバンスJTB出張予約』で取得した国内外の出張データが自動的に『STAFee』に反映され、手動での入力作業が無くなります。
2.
インボイス対応: 一括請求書がインボイスに対応することで、領収書や請求書の添付が不要となり、事務処理が簡素化されます。
3.
経費管理の可視化: 出張内容を可視化することで、経費の管理がより容易になり、企業のガバナンス向上にも寄与します。
4.
カードデータの自動取り込み: 複数のコーポレートカードの利用明細を自動で取り込むことで、経費精算の作業がさらに簡易化されます。
このように、連携によって経費データの管理・運用が一元化され、従来の業務フローの見直しを促進することが期待されています。経費精算の業務が効率化されることで、企業は本業により多くのリソースを割けるようになります。
今後の展望
JTB-CWTとSCMは、今後も提携を深め、高機能な出張予約サービスや効率的な経費精算業務の実現に向けて共創を続ける予定です。この連携によって、より多くの企業が経費管理での課題を克服する手助けができるでしょう。
両社の紹介
株式会社JTBビジネストラベルソリューションズは、東京都江東区に本社を構える企業で、1996年に設立されました。ビジネストラベルマネジメント事業の他にも、法人向けITソリューション事業を展開しています。
新日本コンピュータマネジメント株式会社は、1975年に設立され、東京都新宿区に本社があります。主にシステム開発や情報処理サービスを提供してきた企業で、最新の技術を活用したソリューションを提供しています。
両社の協力により、今後も経費データ管理が進化し続けることが期待されています。詳細については、各社の公式ウェブサイトをご確認ください。