COLORZ導入の革新
2020-03-11 13:00:32
KADOKAWA Connectedが日本初の光伝送ソリューション「COLORZ」を導入し革新を実現
KADOKAWA Connected、光伝送ソリューション「COLORZ」を日本初導入
KADOKAWA Connectedが国内初となるインファイ社の光伝送ソリューション「COLORZ」を商用導入し、通信インフラの革新を実現しました。本システムは、費用対効果に優れたデータセンターと通信拠点間の接続を可能にし、新たな動画サービスの提供へ道を開きます。
「COLORZ」導入の背景
データセンターと通信拠点の接続方法には、通常、通信事業者が提供する専用線を利用したり、独自にDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)伝送路を構築する方法が取られてきました。しかし、これらはコスト面での課題が多く、CAPEX(資本的支出)やOPEX(運営的支出)の増加が懸念されています。そこで、「COLORZ」が登場しました。
「COLORZ」の革新性
インファイの「COLORZ」は、ルーターやスイッチに直接装着できるQSFP28パッケージを用いており、従来のDWDMトランスポンダ機能を搭載した革新的なディスアグリゲーションDWDMソリューションです。KADOKAWA Connectedはこの「COLORZ」を利用して、従来の専用線に依存することなく、自前でDWDM伝送路を構築し、コストを削減しました。
相互接続された汎用DWDM装置と「COLORZ」により、データセンターと通信拠点間の伝送コストは大幅に低減され、回線の帯域を必要に応じて迅速に拡張することができます。これにより、より高品質で信頼性の高い動画サービスが低コストで提供されることに繋がります。
KADOKAWA Connectedの取り組み
KADOKAWA Connectedの代表取締役社長である各務茂雄氏は、同社が「niconico」やKADOKAWAグループのデジタルサービスを迅速に展開するために、高速かつコスト効率の良い技術を追求していると述べています。今後のSmart City時代には、技術コミュニティの重要性が増してくると考えており、そのためには新技術の研究や検証を通じて得た知見を共有していくことが業界全体の価値向上に寄与すると確信しています。
また、オープンな技術革新を目指し、エンジニアリングによる力で人々の生活をより豊かにする未来の創造に向けて、引き続き努力する姿勢を示しています。
まとめ
KADOKAWA Connectedが「COLORZ」を導入したことは、データ通信の在り方を大きく変える一歩となります。この新たな技術革新によって、高品質な動画サービスをより多くのユーザーに提供することが可能になり、ひいてはデジタル時代のさらなる進展に寄与することでしょう。今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社 KADOKAWA Connected
- 住所
- 東京都千代田区富士見2-13-3
- 電話番号
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