ハリヨの稚魚展示が琵琶湖博物館でスタート
琵琶湖博物館では、「ハリヨの稚魚、元気に生育中!」という水族トピック展示が8月1日から始まりました。この展示は、滋賀県の重要な生物であるハリヨを取り上げており、一般に開放されています。ハリヨは、滋賀県レッドデータブックに登録されている絶滅危惧種であり、地域の生態系で重要な役割を果たしています。
展示の概要
展示は令和8年(2026年)8月1日から9月27日までの期間で行われており、水族展示室「よみがえれ!日本の淡水魚」にて、ハリヨの稚魚を展示しています。日々の開館時間は9:30から17:00で、最終入館は16:00です。また、常設展示の観覧券が必要ですので、訪れる際はご注意ください。
この展示では、琵琶湖博物館の保護増殖センターで元気に育っているハリヨの稚魚約30匹を間近で見ることができます。通常はなかなか見ることができない生体展示となっており、併せてハリヨの繁殖生態や滋賀県における生息状況についての情報がパネルで紹介されます。
ハリヨについて
ハリヨは、滋賀県東部および北部の湧水域に生息するトゲウオ科の魚であり、かつては広範囲に渡ってその存在が確認されていました。しかし、過去50年にわたって河川や水路の改修、湧水の減少、そして近縁種との交雑といった影響により、その数は減少しています。これにより、多くの地域で見ることができなくなりました。滋賀県では、ハリヨの保護と復活を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
博物館の取り組み
琵琶湖博物館は、ハリヨの系統保存を積極的に行っており、水族展示室で成魚の常設展示を行っています。今回の展示では、関心を持っている方々にハリヨの魅力を伝えるだけでなく、その生息環境の現状も理解してもらうことを目的としています。「ハリヨの稚魚、元気に生育中!」というタイトルのもと、生き生きと成長する稚魚たちに触れ、これからの保全の重要性を感じてもらえる展示となるでしょう。
この機会に、琵琶湖の恵みを再確認し、琵琶湖博物館での展示を訪れることをお勧めします。ここで得られる知識や経験が、私たちにとっても、未来の自然環境に貢献する一歩となるでしょう。
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。