鹿島アントラーズが観戦チケットの不正転売に立ち向かう
2025年に開催される明治安田J1リーグの試合に向けて、鹿島アントラーズが観客に快適に観戦いただける環境づくりを進めています。特に、観戦チケットの不正転売に関しては厳しい姿勢を示しており、公式リセールサービス以外での転売を禁止しています。これは、ファン全員に公平で安全な観戦体験を提供するための重要な対策です。
不正転売の現状
最近、11月8日に行われる横浜FC戦や12月6日の横浜F・マリノス戦のチケットが、当クラブが認める公式のリセールサービス以外で不正に転売されている事例が確認されています。具体的には、チケットジャムやチケット流通センター、さらにはフリマアプリやSNSを通じての不正取引が報告されています。
規定と法令に基づく対応
鹿島アントラーズおよびJリーグは、「鹿島アントラーズ サッカー試合運営管理規定」および「Jリーグチケット サービス利用規約」において、観戦チケットの転売を禁止する旨を明記しています。また、特定興行入場券の不正転売を禁止する法律にも違反する行為であるため、非常に深刻な問題と位置づけられています。
具体的な対応策
現在、鹿島アントラーズは顧問弁護士と連携し、不正に転売されているチケットの情報を収集し、対処を行っています。具体的には、転売が確認されたアカウントの無期限停止や、不正に流通したチケットの無効化など、実施すべき対応を進めています。なお、不正な方法で購入されたチケットではスタジアムに入場できない可能性がありますので、注意が必要です。
注意事項とお願い
ファンの皆様には、公式リセールサービスを通じてのみチケットを購入することを強く推奨しています。不正な個人間取引によるトラブル(チケットの真偽、金銭トラブルなど)について、鹿島アントラーズでは一切責任を負いかねません。公演前の11月17日週には、不正転売に関する対応の詳細を改めて発表予定ですので、必ず確認していただくようお願いいたします。
まとめ
観戦チケットの不正転売は、ファンの皆様にとっても大きな損失となりかねない重要な問題です。鹿島アントラーズは、皆様が安心して試合を楽しめる環境を守るために、引き続き厳正な対応を行ってまいります。皆様も、公式な手段を通じての購入をお願いいたします。