福岡に新たに誕生した都市型ワイナリー
福岡県久留米市にある「巨峰ワイナリー」は、2025年3月にホテルニューオータニ博多内の「脳疲労SPA B-Labo」にて、世界一小さな都市型ワイナリーを開設しました。この販売所は、3.1平方メートルの狭さにもかかわらず、心身を癒やす新しい果実酒の提供を目指しています。
脳疲労に着目した「ととのう果実酒」
現代社会に生きる私たちの脳は、情報過多やストレス、慢性的な疲労にさらされています。巨峰ワイナリーでは、福岡の豊かな果実や発酵文化が持つ香気成分を活用し、脳の活性化を促す果実酒「ととのう果実酒」を提供しています。脳疲労研究の第一人者である藤野武彦氏が監修し、学術的根拠に基づいて、リラクゼーション効果を追求した飲み物を作り出しています。
商品ラインアップ
提供される果実酒には、福岡を代表する高級果実が使用されています。
あまおうスパークリング(微発泡)
福岡県産のあまおうを100%使用し、甘い芳醇なアロマが楽しめる一杯。リフレッシュに最適な鮮やかな赤色が特徴です。
巨峰のグラヴィティ(ノンアル)
脳の機能改善が期待できるペンタペプチドを多く含む巨峰ぶどう果汁を使ったノンアルコール飲料です。毎年限定生産で、醗酵由来の濃厚なジュースが疲労を和らげます。
プラズマローゲン入り醸造酒(準備中)
健康志向の方に向けて開発中の飲み物で、脳と体の再起動をテーマにしています。
監修および協力について
この新しい試みは、九州大学名誉教授の藤野武彦氏によって監修されています。彼は脳疲労の概念を提唱し、このプロジェクトを通じて、現代人の新たな課題にアプローチしています。また、大分大学医学部の松岡茂教授も協力しており、ケミカルバイオロジーの視点からのサポートが提供されています。
地域との共創
巨峰ワイナリーは1957年に設立され、農家たちの挑戦と誇りを表現するために生まれました。地域の未利用果実や規格外品の活用に取り組みながら、農業のストーリーを大切にしています。農業と酒造りは切り離せないものであり、この理念に基づいて活動しています。
脳疲労SPA B-Laboの役割
脳疲労SPA B-Laboは、現代社会のストレスや情報過多による脳疲労を解消するためのサロンです。この取り組みは、頑張りたい女性を支援する一般社団法人日本マイライフデザイン協会の一環として運営されています。
今後の展望
脳疲労SPA B-Laboと巨峰ワイナリーは、今後福岡の様々な場所でのポップアップ出店を計画しています。また、学術機関と連携した脳疲労と香りに関する研究データの公表も予定されており、果実酒とアートのコラボレーション企画にも取り組んでいます。
店舗情報
- - 店名: 脳疲労SPA B-Labo内 果実酒販売所(巨峰ワイナリー)
- - Web: 脳疲労SPA B-Labo
- - 所在地: 福岡県福岡市中央区渡辺通1丁目1-2、ホテルニューオータニ博多 2階
- - 営業時間: 11:00〜18:00(月〜土)
- - 提供形式: カウンターでの1杯提供やボトル購入など
心と体をリフレッシュしたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。