サボテンコスメ誕生
2021-02-10 11:01:08

春日井市民の共同創作!サボテンコスメブランドSABO LABO誕生

春日井市民の共同創作!サボテンコスメブランドSABO LABO誕生



愛知県春日井市。ここで生産されるサボテンは、実生サボテンの生産量が日本一。その恵まれた土地で、地域住民とともに生み出されたのが、国産サボテンを使用したコスメブランド『SABO LABO』です。この取り組みは、地元企業、愛知県春日井市、美容商材の製造を手掛ける株式会社ブランシェグループによるもので、同社は地域貢献を重視し、美容だけに留まらない多岐にわたるサービスを展開しています。

サボテンコスメの魅力とは?


サボテンは強い紫外線環境でも生き抜く力を持ち、自ら水分を蓄えることで乾燥から身を守っています。さらに、ビタミンEやミネラルを豊富に含み、抗酸化作用や抗炎症作用があることから、古くから治療や栄養源として重宝されてきました。このサボテンの特性を活かし、春日井市の特産品として、新たなコスメブランドが誕生しました。

今回は、春日井市の地域資源であるウチワサボテンを用いたクレンジング洗顔の開発が行われ、最初の試作品が完成しました。この商品は、その保水力や治癒力を最大限に引き出した内容となっています。

住民の声が反映された商品開発


2020年1月、春日井市役所の協力を得て、同市の職員400人に『SABO LABO』の初期サンプルが配布されました。さまざまな年齢層からのフィードバックを得ることができ、商品の改善に繋がりました。使用者からは「洗い上がりがしっとり」との反応が多く、「洗浄力も欲しい」との声も寄せられたことから、配合成分を見直し、さらなるクオリティアップが図られました。これにより、クレンジング効果を高めつつ、しっかりとした保湿感も実現しました。

使い心地にこだわった『SABO LABO』ミルククレンジング


『SABO LABO ミルククレンジング&洗顔』は、洗顔とクレンジングが同時に行える商品です。愛知県産のウチワサボテンを使用し、メイクを落としつつ、素肌に潤いを与えることを目的に開発されています。これにより、W洗顔が不要となり、さっぱりとした使用感が実現されました。さらに、無添加にこだわり、肌に優しい処方での提供がされています。

地域貢献が生んだコスメブランド


名古屋市の北部に位置する春日井市は、サボテン生産の街としても知られています。『SABO LABO』の前身ブランドである「sabo de sabo」は、2011年に誕生し、サボテンの特性を生かした化粧品開発が行われてきました。このような地域資源の活用が、市民から共感を集め、心強い地域密着型のプロジェクトへと進化しています。

未来に向けた新たな挑戦


『SABO LABO』は、地元企業や行政と連携しながら、市民の声に耳を傾けた製品作りを目指しています。「地域活性化を図るとともに、春日井市の特産品として全国へ広めたい」と語る鈴木貴之社長の言葉には、地元愛と情熱が感じられます。今後も『SABO LABO』を通じて、春日井市のサボテンのブランド力を高めていくことが期待されています。

まとめ


『SABO LABO』の登場は、春日井市にとって新たな期待を生むものです。地域の魅力を引き出しながら美容文化を盛り上げるこのプロジェクトは、これからも注目を集めそうです。さらなる発展と全国への広がりが楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社ブランシェ
住所
愛知県春日井市大手町907-1
電話番号
0568-33-0500

トピックス(コスメ・メイク・美容)

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