BAKE新店舗の魅力
2025-10-08 12:23:05

BAKE新店舗が体現する「メタモルフォーゼ」の世界

BAKEの新たな店舗が魅了する「メタモルフォーゼ」



BAKE CHEESE TARTは、その新店舗展開において、空間演出に革新的な3Dプリンティング技術を駆使しています。特に注目されているのが、株式会社積彩による什器のデザインです。このプロジェクトの基盤に据えられているのは、「メタモルフォーゼ」というテーマ。これは、チーズが形を変化させる様子を表現しており、店舗の空間に流動的で重力を感じさせる造形で落とし込まれています。

新たに展開される店舗は、グランスタ丸の内、大阪髙島屋、天神地下街、EQUiA北千住の4ヶ所。各店舗にはそれぞれ異なる什器が用意されていますが、全てが「メタモルフォーゼ」という共通テーマに基づいてデザインされており、統一感のある世界観を醸し出しています。

「メタモルフォーゼ」をテーマにした装飾



積彩は、BAKEのリブランディングに伴い、このテーマを具現化する役割を担いました。彼らの3Dプリンティング技術により、チーズの流動性やとろみが反映された装飾が制作され、これが顧客の視線を惹きつける要因となっています。特に、新ブランドカラーである「ライラックブルー」は大胆に使用され、目を引く美しい空間を作り上げています。

什器のデザインには二重のシェル構造が取り入れられており、見る角度や照明によって「揺らめく印象」を与える工夫が施されています。内部照明が半透明の素材を透過することで、空間全体を幻想的に照らし出し、訪れる人々に特別な体験を提供します。

コンピューテーショナルデザインと3Dプリントの融合



積彩の真髄は、ただの装飾制作にとどまらず、デザイン生成のプロセスそのものにあります。具体的には、独自のコンピューテーショナルデザイン手法を用いて、約500パターンのデザイン案を自動生成し、その中から最適なものを抽出。さらに、新たに500パターンを生成するという作業を繰り返し、コンセプトに合ったデザインを探求しました。

このように、クライアントとの共創を重視したプロセスが生み出す価値は、デザインの達成感を高め、顧客満足にもつながっています。

店舗ごとのユニークさと統一感



BAKEの新店舗は、そのすべてに異なる什器が存在しますが、背景には「メタモルフォーゼ」という共通テーマがあるため、全体としての統一性が実現されています。このアプローチは、単なるオリジナル性を超え、ブランド全体の世界観の構築にも寄与しています。

積彩としての新たな役割



積彩は、空間デザイナーや建築家との競争ではなく、あくまでも「共創」を重視したパートナーシップを提供しています。顧客のニーズに合わせてゼロからデザインを形作り、一つの物語を持った空間として具現化するプロセスを大切にしています。

空間装飾のワークフロー


  • - ヒアリング・コンセプト共有: ブランドの求める世界観を共有し、必要な什器の方向性を示します。
  • - デザイン提案: コンセプトを基にパターンを生成し、顧客と方向性を検討します。
  • - プロトタイプ制作: 3Dプリントによるモック制作を通じて、設置計画を現実化します。
  • - 本制作・設置: 空間に最適化した設計を行い、現地での設置をサポートします。

今後も積彩は、ブランドの世界観を体現するためのパートナーとして、3Dプリンティングやコンピューテーショナルデザインの限りない可能性を引き出すことに取り組んでいくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社積彩
住所
東京都荒川区東日暮里4丁目34−2 YMビル
電話番号

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