伊東市を声優・小野友樹と巡る新しい観光体験が始まる

声優・小野友樹と伊東市の新感覚観光ツアー

2025年11月7日（金）より、静岡県伊東市で「耳であそぶ！ 360°伊東絶景＆歴史イマーシブツアー」が始まります。この観光企画は、静岡県出身の声優、小野友樹さんがナレーションを務めるもので、MR（Mixed Reality・複合現実）技術を使った音声コンテンツ「ボイスフレンド」を通じて楽しむことができます。巡る場所は、伊東市内の観光名所である東海館、道の駅伊東マリンタウン、一碧湖、門脇埼灯台の4か所です。

観光活性化の新たな取り組み

この企画は、日本出版販売株式会社と株式会社シードが手を組んだ「門脇埼灯台による伊東エリア観光活性化事業」の一環として進められています。本事業は、特に先行実施されたイマーシブ音声コンテンツのデータを基にして、地域の観光スポットの認知度を上げ、情報提供の充実を目指しています。

参加方法はとても簡単

参加者は、まず伊東市内の店舗で「音声体験付きポストカード」を購入し、スマートフォンに「Auris」アプリをダウンロードする必要があります。その後、ポストカードに記載されたイラストをアプリ内のカメラで読み込み、指定の観光スポットを訪れることで、音声体験がスタートします。

来訪先で流れるナレーションは、その場ならではの施設やエピソードを語りかけ、まるでその場にいるかのような感覚を与えます。訪れる先々で異なるストーリーを体験しながら、自分のペースで伊東市を巡ることができます。

地元との連携を強化

本事業では地域との連携も強化されており、10月4日には地域の小中学生を対象としたワークショップが開催されました。ここでは、ボイスフレンド機能を使ったイマーシブ音声ガイドの制作に挑戦し、伊東市の歴史について学ぶ教材も制作されています。こうした取り組みは地域の子どもたちにとっても学びの機会となり、観光地としての伊東市の魅力も広まることになります。