フジトランスが導入した「ニアゼロエミッションRTG」とは
名古屋市港区に本社を構える株式会社フジトランス コーポレーションは、2026年2月2日より自社が運営する西浜コンテナヤードにおいて、ラバータイヤ式の門型クレーン(RTG)を部分的に稼働させることを発表しました。この新しい設備は、物流業界におけるエコロジーの進化を象徴する施設として、多くの注目を集めています。
コンテナの積載能力が大幅向上
今回導入されるRTGは、専用ヤードの整備が進むことでコンテナの5段積み蔵置を可能にします。これにより、西浜コンテナヤードの蔵置能力は現状の600TEU(Twenty-foot Equivalent Units)から、将来的には約1,400TEUと、実に2.3倍にまで引き上げられる予定です。これはインランドコンテナデポとしての機能を向上させ、より多様化するニーズに応えることを目指しています。
環境に優しい「ニアゼロエミッション」技術
導入されたRTGは、株式会社三井E&S製で、ディーゼルエンジンとハイブリッド技術を融合した「ニアゼロエミッション」モデルです。この新たな技術により、従来のディーゼル型クレーンに比べてCO₂の排出量を約70%削減するとされています。環境保護と物流効率化を同時に実現するこのクレーンは、持続可能な物流の未来を示す一例です。
さらに、将来的には水素燃料電池への換装が可能な設計となっており、水素供給インフラの整備に応じて、さらなるゼロエミッションの実現を目指す計画が進行中です。
フジトランスのSDGsへの取り組み
フジトランスグループは、SDGs方針「フジトランス サステナビリティ ビジョン 2050」を掲げています。このビジョンは、脱炭素社会の構築に向けた取り組みを加速させるものです。同社は、環境に優しい物流サービスの提供に注力し、持続可能な社会の実現に寄与することを使命としています。
今後も、技術革新と共にエコロジーな物流が進む中、フジトランスは環境保護と効率化の両立を目指して、持続可能な物流の実現に取り組んでいくことでしょう。
西浜コンテナヤード概要
西浜コンテナヤードは、優れたアクセスと柔軟なサービスを提供する地域の物流拠点です。
RTG概要
RTGは、従来の技術から進化した、未来型の物流機器です。環境に配慮した設計が特徴で、持続可能な社会に貢献する役割を果たしています。