「CRAFT LETTER」が日本の伝統工芸を再発見する新しい窓口を提供
日本各地の伝統工芸の魅力を体験し、職人との触れ合いを促進するマッチングプラットフォーム「CRAFT LETTER」が、新たにオープンしました。本プロジェクトは、株式会社ピハナコンサルティングと株式会社WHEREが共同で立ち上げたもので、オンライン上で職人と直接やりとりできる環境を整えることを目的としています。これまでなかなか知ることのできなかった職人との出会いや工芸品の背景にあるストーリーを知ることができる貴重な機会です。
経済産業省指定の伝統工芸産地にアクセス
「CRAFT LETTER」では、2021年1月15日時点で経済産業省によって指定された236品目の伝統的工芸産地に焦点を当てています。また、各県が独自に指定している伝統工芸品産地において、職人と工房のプライベート訪問を実現します。このプラットフォームの特長は、単なる工芸品の購入にとどまらず、職人から直接学ぶ機会を設けている点です。参加者は、自分の興味に合わせた工房を選び、職人との対話を通じて深い理解を得ることができます。
連携する10地域の職人を紹介
「CRAFT LETTER」は2021年度中に、以下の10地域の職人との連携を予定しています:
- - 北海道(熊彫)
- - 福島県(川俣シルク)
- - 新潟県(鎚起銅器)
- - 東京都(江戸小紋)
- - 愛知県(常滑焼)
- - 岐阜県(美濃焼)
- - 山口県(萩焼)
- - 愛媛県(大洲和紙)
- - 高知県(虎斑竹細工)
- - 沖縄県(琉球びんがた・壺屋焼)
これらの地域の職人は、伝統に根ざした技術を駆使し、どれも魅力的な作品を生み出しています。まずは、訪問可能な工房の情報を公式ウェブサイトで確認してみましょう。
定期的な産地紹介記事の配信
CRAFT LETTERでは、職人との出会いを生み出すために、毎月2本程度の産地紹介記事をリリースし、それぞれの工芸品の歴史や特徴について掘り下げていきます。これにより、訪れる方々がより一層工芸品への理解を深め、興味を持っていただけることを目指しています。
海外展開と多言語対応
今後は、旅行代理店と連携し、工芸産地ツアーの販売も計画しています。加えて、オランダやイギリスをはじめとする欧州、さらには香港・台湾などアジア地域に向けた多言語サイトも構築し、日本の伝統工芸の魅力を広めていく予定です。
プラットフォームの詳細は
CRAFT LETTER公式サイトで確認できます。新しい発見と感動が待っているかもしれません!
企業情報
所在地: 東京都墨田区業平1-7-9 PLAT295
代表取締役: 平林 和樹
公式サイト
所在地: 東京都港区虎ノ門3-14-1
代表取締役: 岡本 幸樹
公式サイト