HackerOne、日本市場に挑戦
2025年9月1日、東京発――オフェンシブセキュリティのリーディングカンパニーであるHackerOneが、日本市場に本格的に参入することを発表しました。9月4日には、サイバーセキュリティの国際的なイベント「CyberTech Tokyo」にスポンサーとして参加し、日本での影響力を高めていく意向です。
日本のデジタルトランスフォーメーションが急速に進む中、企業の攻撃対象範囲は広がり、セキュリティの重要性が一層高まっています。HackerOneは、AI技術「Hai(ハイ)」と200万人以上のホワイトハッカーから成るコミュニティの専門知識を組み合わせることで、日本の企業が潜在的な脆弱性を特定・修正できるサポートを提供します。
「日本企業はデジタルイノベーションの迅速な導入を進めていますが、それに伴ってセキュリティの課題も高度化しています」と、HackerOneのEMEA/APAC担当バイスプレジデントであるVlad Nsic氏は語ります。「私たちはAIとホワイトハッカーの知見を活かして、従来の自動化ツールでは対応できない脆弱性を発見し、日本市場におけるセキュリティ強化を推進していきます。」
HackerOneは、「継続的脅威エクスポージャー管理/CTEM」の実現を目指し、単発的なセキュリティテストから、リスクに基づく継続的な脆弱性評価へのシフトをサポートしています。任天堂やトヨタをはじめとする日本の大手企業を含む1,200社以上が信頼を示しているのもその証です。
プラットフォームでは、バグバウンティや攻撃型AIセキュリティテスト、ペネトレーションテストなど、さまざまな手法を通じて、リスクの早期発見と軽減に貢献しています。セキュリティの未来を切り拓くその姿勢が、多くの企業から注目を集めています。
CyberTech Tokyoの会場では、HackerOneのスタッフが実際の導入事例をもとに、プラットフォームの活用法や、日本の組織がAIおよびホワイトハッカーの力を駆使した多層防御戦略をどのように取り入れるかを紹介します。
さらに詳しい情報は、
HackerOne公式サイトや、
CyberTech Tokyoの公式ページを訪れてご確認ください。
HackerOneの会社概要
HackerOneは、オフェンシブセキュリティの分野においてグローバルなリーダーとして位置づけられています。自社のプラットフォームは、AIと世界最大規模のホワイトハッカーコミュニティを融合し、セキュリティ、プライバシー、AIの脆弱性に対する対策を強化します。バグバウンティ、脆弱性開示(VDP)、ペネトレーションテストなど、多様なソリューションを提供し、一般企業から国防総省まで幅広い組織から信頼されています。
2023年にはFast Companyによって「最も革新的な職場」に選出されるなど、業界における影響力をさらに強めています。