欧州小売業界の専門誌「ESM」と提携、チャネルレスマーケティング情報を日本へ発信

デジタルマーケティングを行う株式会社MARKELINEは、欧州の食品小売業界向け専門誌「European Supermarket Magazine（ESM）」の編集者、Steve Wynne-Jonesさんと日本での業務提携を行い、同誌の記事を日本語で配信することを発表しました。

MARKELINEが運営する「Channel-Less-Marketing~チャネルレスマーケティング」サイトを通じて、Wynne-Jonesさんの記事が日本国内で公開されます。

今回の提携は、日本の小売業界におけるチャネルレスマーケティングの普及と、顧客中心のアプローチを促進することを目的としています。

ESMは、欧州の食品小売業界で高い権威を持つ専門誌として知られています。編集長のWynne-Jonesさんは、長年の経験に基づいた洞察力豊かな記事を執筆することで、業界の動向やトレンドを常に発信しています。

今回公開される記事は、キャップジェミニのオーウェン・マッケイブ氏が「小売業の未来がチャネルレスになる理由」を解説したもので、小売業界の現状と課題、そしてチャネルレスマーケティングがどのように顧客のニーズに応えるのかについて詳しく述べられています。

記事では、オムニチャネル体験の重要性、テクノロジーを活用したパーソナライズされた顧客体験の提供、顧客中心のアプローチによる顧客満足度向上などが解説されています。

MARKELINEは、今後も様々な情報発信を通じて、日本の小売業界におけるチャネルレスマーケティングの普及と発展に貢献していくことを目指しています。

チャネルレスマーケティングとは？

チャネルレスマーケティングとは、オンラインとオフラインの境界線をなくし、顧客がいつでもどこでもシームレスな体験ができるようにすることを目指すマーケティング手法です。

従来のマーケティングでは、オンライン広告、テレビCM、店頭販売など、それぞれのチャネルごとに異なる戦略を展開していました。しかし、現代の顧客は、複数のチャネルを自由に使い分け、ブランドとの接点を増やしています。

チャネルレスマーケティングは、このような顧客の行動変化に対応し、すべてのチャネルにおいて一貫性のある顧客体験を提供することで、顧客満足度を高め、ブランドロイヤルティを向上させることを目指しています。