星つむぎの村が青い鳥財団賞を受賞
一般社団法人星つむぎの村が、2025年度小林製薬青い鳥財団賞を受賞した。この賞は、障がいや病気を抱える子供たちやその家族を支援するために重要な業績を上げた団体に贈られるものだ。
小林製薬青い鳥財団の理念
小林製薬青い鳥財団は「“あったらいいな”をカタチにする」という理念のもと活動し、公益財団法人として教育や福祉など様々な分野に寄与している。星つむぎの村がこの賞を受けたのは、病院や施設、被災地での出張プラネタリウムや医療的ケア児向けのオンラインプラネタリウムを通じて、星空を通じた人のつながりを生み出した取り組みが高く評価された結果である。
受賞に至る経緯
受賞理由としては、「すべての人に星空を―共に生きる希望の社会を目指して」という活動理念に基づく多岐にわたるプログラムが挙げられた。特に、病や障害を抱える子どもたちにとっての“希望”を照らす貴重な活動が顕彰されたことは、大変意義深い。
授賞式の様子
授賞式は2025年12月1日に開催され、星つむぎの村の代表理事、高橋真理子氏がコメントを寄せた。「この受賞は、多くの方々のご支援によるものです。私たちは、すべての人に星空を届けるために今後も努力していきます」と述べ、活動への決意を新たにした。
今後の計画
授賞にともない与えられた副賞300万円は、今後の活動基盤整備やさらなるインクルーシブな星空体験の提供に使われる予定である。具体的には、情報保障や移動支援、遠隔対応など、誰もが星空を楽しむことができる環境の整備に注力するという。希望を持つ場の創出をモットーに、取り組みを継続する意向が表明されている。
星つむぎの村の理念と実績
星つむぎの村は、2016年に設立され、以来、様々な星空に関する催しやワークショップを実施してきた。特に、出張プラネタリウム事業は病院や障害者施設などで112件実施され、学校やイベントでも広く利用された。また、インターネットを通じたフライングプラネタリウムも41回行われている。
結論
受賞を契機に、星つむぎの村は新たな目標に向けて進んでいる。今後も彼らの活動が、さらなる希望の光となることを期待したい。星つむぎの村の活動は、ただの支援にとどまらず、星空を通じた夢や希望を子どもたちに届ける貴重な活動である。
している活動の詳細や今後の計画については、公式ウェブサイトを訪れてほしい。