株式会社ニチレイがAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を採用
株式会社ニチレイは、2025年1月からAI法務プラットフォームである「LegalOn Cloud」を導入することを発表しました。このプラットフォームは、法務業務全体を効率よくサポートするために設計されています。ニチレイグループは、複雑化する法務業務に対し、限られた人員で成果を上げるためにAI技術を活用することに決めました。
導入の背景と選定理由
ニチレイグループは、長年にわたり「加工食品」「低温物流」「水産・畜産」「バイオサイエンス」など、幅広い事業で人々の健康と食生活を支えてきました。しかし、事業のグローバル展開にともなって法務業務の複雑性が増し、効率的かつ高精度な処理が求められています。そのため、契約書レビューを自動化・効率化するAIシステムの導入が検討されたのです。
今回、「LegalOn Cloud」が選ばれた理由は、契約書レビューの質、豊富な参考条文例、解説、そして多様な契約書雛形にあります。他社のサービスも比較検討されたものの、最終的に高評価を得た「LegalOn Cloud」がニチレイに選定されました。
今後の期待
「LegalOn Cloud」の導入により、単なる契約書レビューに留まらず、ナレッジの蓄積や教育的効果も期待されています。これは、ニチレイグループの法務部門のさらなる強化につながると見込まれています。レビュー精度の向上や機能の拡張が進むことで、より高い支援が実現することが期待されています。
LegalOn Cloudの特徴
「LegalOn Cloud」は、従来のリーガルテックとは異なる新しいプラットフォームです。顧客は、契約管理や法令調査、法律文書の整備など、多様な法務業務をこの一つのプラットフォーム内で効率的に管理できます。自然とナレッジが蓄積され、自動的に整備されるため、必要な情報をタイムリーに得ることが可能です。
株式会社LegalOn Technologiesについて
「LegalOn Cloud」を提供する株式会社LegalOn Technologiesは、2017年に設立された法務ソフトウェアの開発・運営企業です。法的知見とAIの融合に特化したリーガルテックサービスを展開し、現在では7,000社以上に導入されています。今後は、AIカウンセル「CorporateOn」など新たなサービスを提供し、法務業務のさらなる革新を目指しています。
株式会社ニチレイの情報は公式ウェブサイト(https://www.nichirei.co.jp/)でご覧いただけます。また、LegalOn Cloudの詳細は、こちら(https://www.legalon-cloud.com/)から確認できます。