スタンダード・リンク株式会社と株式会社ZEエナジーは、開発途上国におけるエネルギー問題と環境問題の解決を目指し、業務提携と共同研究を開始することを発表しました。
両社は、フィリピン、インドネシア、ベトナム、タイといった東南アジア諸国において、エネルギー問題とごみ処理問題の解決に向けて協力を進めていきます。
スタンダード・リンクは、フィリピンにおいて現地政府や農業大学と連携し、自然エネルギーの研究開発と導入を進めてきました。ZEエナジーは、バイオマス発電装置や炭化装置、半炭化装置などの技術を提供することで、バイオ燃料の原料生産から利用までの一貫したシステム構築を支援します。
さらに、スタンダード・リンクは、最先端のセンサー、カメラ技術、AIを活用することで、これらの装置の効率的なシステムの研究開発を推進。CO2削減に貢献し、自然エネルギーによる環境に優しいエネルギーソリューションを提供することを目指します。
また、原料残渣やごみの炭化処理によるごみ処理問題の解決にも注力。AIを活用した残渣分析で、最適な二次的商品や新たな市場価値の創造を目指します。
両社は、フィリピンを皮切りに、インドネシア、ベトナム、タイなどへの展開も視野に入れ、持続可能な社会の実現に貢献していく考えです。
持続可能な社会の実現に向けた両社の取り組み
スタンダード・リンクは、IoT、最先端センサー、カメラ技術、AIのエキスパートとして、革新的な技術を活用したサービスを提供しています。特に、エッジAIシステムの研究開発に注力し、さまざまな産業へのサービス展開を目指しています。
ZEエナジーは、バイオマス発電装置や炭化装置、半炭化装置の製造・販売だけでなく、環境分野に関するコンサルティング業務も展開しています。豊富な知識と経験を生かし、世界各地における環境改善に貢献しています。
地球規模の課題解決へ
今回の業務提携は、開発途上国が抱えるエネルギー問題と環境問題の解決に大きく貢献する取り組みとして注目されています。両社の技術力とノウハウを融合することで、持続可能な社会の実現に向けて大きな一歩を踏み出すことが期待されます。