国際女性デー2025に向けた女性のエンパワーメント運動
2025年の国際女性デーは、制定から50周年を迎える重要な節目となります。この記念日は、世界中で女性の権利を祝う日として広く認知されていますが、その根底には、20世紀初頭にさかのぼる長い闘いがあります。当時、世界各国で「女性に男性と同じ権利を与えよ」という声が高まり、1977年に国連が正式に「国際女性デー」を制定しました。そんな国際女性デーを祝う中、特に重要なテーマが『女性の健康が、世界を変える』という目標です。この動きは、女性のエンパワーメントを促進し、彼女たちが権利を享受し、健康的な生活を送ることを目指しています。
近年、特に日本においては、芸能界の性的トラブルが報じられるなど、女性の権利侵害が依然として存在しています。この背景には、性教育の不足や、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)への理解が不十分であることが挙げられます。女性が自らの身体を守り、豊かな人生を送るためには、SRHRに関する知識の普及が不可欠とされています。
国際的な視点から見ると、女性の権利が軽視されている現状も見逃せません。安全な中絶を求める女性たちは、時に命を落とすという悲劇的な事実が存在しています。こうした社会課題に対し、国際協力NGOであるジョイセフは立ち上がり、SRHRの普及を目指しています。
そして、2025年の国際女性デーに向けて、ジョイセフは「ホワイトリボンムーブメント」を拡大していきます。このムーブメントでは、ホワイトリボンランやさまざまなイベントを通じて、SRHRへの理解を深め、行動を可視化し、広めていくことを目指しています。これにより、すべての女性が健康と権利を最大限に享受できる社会を築くことを目指しています。
ジョイセフは、国際女性デーを機会に、さらに多くの人々と共にこのムーブメントを広め、女性のエンパワーメントを実現するための活動を続けていきます。私たち一人ひとりの参加がこのムーブメントを加速させる鍵です。
ホワイトリボンアクションの紹介
具体的に取り組めるアクションとして、2025年には寄付を通じて、ケニアや日本において女性や少女の命と健康を守る性に関する教育や情報普及のための活動に活かされます。以下のような行動を通じて、ムーブメントに参加することができます。
- - 友達にシェアしてムーブメントを拡散する
- - 新登場のチャリティアイテムを購入する
- - 寄付する(ジョイセフフレンズ募集中)
ジョイセフについて
ジョイセフは、すべての人が自らの意思で生き方を選択できる世界を目指し、基本的人権であるSRHRの推進に力を入れている日本発の国際協力NGOです。アフリカやアジアの中低所得地域で、妊娠・出産・安全でない中絶によって命を落とす女性を減らすための支援を行ってきました。また、意図しない妊娠を防ぎ、性感染症の予防に努めるなど、広範な活動を展開しています。これまで43ヶ国以上で活動しており、2017年には第1回ジャパンSDGsアワードのパートナーシップ賞も受賞しました。モデル・俳優の冨永愛さんがアンバサダーを務めています。詳細は
こちら。