クックデリがつなぐ、ふるさとの味
10月1日、食文化の日に合わせて、クックデリ株式会社は全国の高齢者施設における“ご当地メニュー”の取り組みを紹介しました。高齢者施設向けに開発された完全調理済みの冷凍食品は、安全で美味しく、食文化を享受する機会を提供しています。食を通じて地域の文化を再現し、利用者に楽しい食事体験を届けることで、記憶を呼び覚まし、会話や笑顔を創出しているのです。
日本の多様な食文化
日本は、四季折々の食材や地域の特色を反映した豊かな食文化を持っています。たとえば、関西地方の料理には昆布や薄口醤油を使った上品な出汁が用いられ、関東では鰹や濃口醤油が使われるため、同じ料理でも味わいが異なります。このような地域力溢れる味は、故郷の記憶や愛する人の手料理と深く結びついています。クックデリでは、この地域色を大切にした“ご当地メニュー”を毎月提供しており、これが高齢者のみなさんにとっての“心の栄養”となっています。
実際に、高齢者施設に通う方々からは「昔、旅行で食べた味を思い出した」「故郷の話題で会話が弾んだ」と喜びの声が寄せられています。食を通じて、懐かしい思い出を振り返る機会を得ることができるのです。
開発のこだわり
クックデリでは、毎月ご当地メニューを提供しており、地域ごとの伝統的な料理を高齢者にも食べやすい形にアレンジしています。北海道から沖縄まで、日本各地を訪れ、現地の味を確認しながら商品を開発しています。例えば、今年4月には大阪・関西万博にちなんで初の「お好み焼き」を、夏には沖縄の「ラフテー」、秋には島根の「えびす丼」が登場します。こうした季節感や流行を取り入れたメニュー作りは、高齢者に親しみやすく美味しい食体験を提供することにつながっています。
食文化の継承と未来
クックデリの取り組みにより、高齢者はふるさとの味を楽しむことができ、自然と会話が生まれ、笑顔が広がります。地元の食文化を大切にしながら、誰もが安心して食事を楽しめる社会を目指し、食の楽しみを広げています。安心・安全、そして栄養バランスの整った美味しい食事を通じて、利用者やその家族、関係者に喜びや笑顔を届け続けます。
高齢者施設の現場は人手不足が問題視される中、クックデリの完全調理済み冷凍食品は、その解決策の一つです。これにより少人数でも食事を提供することが可能になり、利用者にとって質の高い食体験が確保されています。
会社概要
クックデリ株式会社は、2016年に設立され、現在、大阪と東京に拠点を持つ高齢者向けの調理済み冷凍食品メーカーです。日々18万食を7,000施設に提供し、安全で美味しい食事を通じて、高齢者の食の未来を創造しています。これからも、ご当地メニューを通じて地域文化の魅力を伝え、より良い食体験を提供していくことに尽力します。