RTA in Japan Winter 2025での空気環境改善を実現したカルモアの取り組み

RTA in Japan Winter 2025での空気環境改善

2025年12月25日から31日まで、ベルサール飯田橋ファーストにて開催されるスピードランイベント「RTA in Japan Winter 2025」。この大規模なゲームイベントにおいて、株式会社カルモアは空気環境の向上に向けた取り組みとして、脱臭装置「Levion WK-800」と、臭気の自動測定を行うシステム「LIMOS」を導入しました。

設置の背景と目的

RTA in Japanは、長時間にわたって多くの来場者が集まるイベントです。イベント中は人の往来や機材の運転など、空気環境に影響を与える要因が多数存在します。このような状況の中、来場者やスタッフに快適さと安全感を提供するために、空気中の臭気や衛生状態に配慮することが重要です。

カルモアは、以下の2つの目的を掲げて今回のシステムを設置しました：

- 会場全体の消臭と除菌を実施し、快適な空気環境を維持すること
- 臭気の発生状況やその変動を継続的に測定し、得られたデータを蓄積・分析すること

この取り組みを通じて、参加者の快適さを保ちながら、会場内の空気環境の状況を客観的に把握するためのツールを整えました。

設置機器の詳細

Levion WK-800

Levionは、独自の放電方式とイオンバランスコントロール技術に基づく酸素クラスター除菌脱臭装置です。この装置の主な機能は、空間中の臭気成分に作用してニオイを分解・低減しつつ、空間の除菌を行うことです。
高い除菌脱臭効果を持ちながら、多くの人が集まる環境でも安心して使用できるのが特長です。

定点式におい観測システム LIMOS

LIMOSは、24時間体制でニオイを自動測定・監視するシステムです。センサーによるリアルタイムのデータ収集により、時間帯や環境の変化に応じた臭気の変動を把握することが可能です。
このシステムの導入により、会場内の臭気状態を可視化し、今後のイベント運営や空気環境改善に向けた貴重なデータを得ることを目指しています。

今後の展望

カルモアは、様々な業界で培った技術と知見を活かし、イベント会場など大勢が集まる空間における快適性と安全性の確保に向けて、引き続き取り組んでいく方針です。
本取り組みにより得られるデータは、今後の空気環境の改善に役立てられると同時に、より良いイベント運営のための知見として貢献していくことが期待されています。