ダビンチSPによる新たなロボット手術
2025年1月21日、大阪けいさつ病院において、最新の手術支援ロボット「ダビンチSP」を用いた子宮全摘出手術が成功裏に行われました。この手術は婦人科部長の香山晋輔医師が執刀し、従来のロボット手術と比べて患者への負担を大幅に軽減することが可能となっています。
ダビンチSPとは
ダビンチSPサージカルシステムは、米国製の最新型手術支援ロボットで、単孔式のアプローチを採用しています。従来型のダビンチXiは複数の切開を必要とするため、患者にとっては傷跡が大きく、回復に時間がかかるケースもありました。しかし、ダビンチSPは1つの切開から手術を行うため、術後の早い回復が期待でき、傷跡も美しく治癒します。
初の導入と成功な手術
新病院がオープンした1月に合わせて、大阪けいさつ病院ではダビンチSPを導入しました。この医療機器を使って行った先日の手術では、患者さんから「傷跡が約2cmほどしかなく、術後の痛みも少なかった」との声が上がっており、医師としても非常に誇らしい感想を受けました。これからも大阪けいさつ病院婦人科チームは、最新技術を駆使し、患者様に安心できる医療を提供していくことをお約束します。
先端ロボット手術センターの役割
現在、大阪けいさつ病院の先端ロボット手術センターでは、ダビンチSPと従来型のダビンチXiを合わせた計3台の手術支援ロボットが活躍しています。それぞれのロボットが持つ特徴を活かし、患者一人一人に最適な手術を実施しています。
医療の未来を見据えて
大阪けいさつ病院では、最新の医療機器を導入することで、日本全体の医療水準の向上に寄与していきます。香山医師は、「今後も最先端の技術を取り入れ、患者様により良い医療体験を提供できるよう努めていきます」とコメントしました。
問い合わせ
大きな進展を遂げた手術に関する詳細な情報は、次の窓口までお問い合わせください。
社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター
大阪けいさつ病院 経営企画課
住所: 大阪市天王寺区烏ヶ辻2-6-40
電話番号: 06-6771-6051(代表)
このように、大阪けいさつ病院は常に最新技術の導入に努め、患者様の健康と快適さを第一に考えて医療を提供し続けています。