株式会社ロジレス、Temuとの画期的なAPI連携を発表！EC事業者のグローバル展開をサポート

株式会社ロジレスとTemuの連携についての詳細

日本のEC市場に新たな風が吹き込む中、株式会社ロジレスが提供するEC自動出荷システム「LOGILESS」が、グローバルに展開するECモール「Temu」とのAPI連携を開始することを発表しました。この連携は日本初の事例であり、2025年4月のリリース予定です。

Temuの急成長に伴う背景

Temuは、2022年9月にアメリカでサービスを開始し、瞬時にして世界90カ国以上でその名を知られることになりました。特に2023年7月には日本市場にも登場し、その圧倒的なプロモーションと多様な商品ラインアップで新たなユーザーを獲得していきました。また、2024年に発表された「APP STORE AWARDS」では、米国で最もダウンロードされた無料アプリとして第1位に、日本では第2位にも位置付けられています。

こうした急成長を背景に、日本の企業がTemuでの出店を容易にする環境を整えることが目的とされ、ロジレスとの連携が実現しました。EC事業者の販路拡大とグローバル市場での競争力向上を目指す中、これは重要な一歩となるでしょう。

LOGILESSによる新たなビジネスモデル

今回のAPI連携により、まず日本のEC事業者が国内向けに配送できるビジネスモデルが対応されます。これにより、「Temuに対応する国内のOMS（受注管理システム）が存在しない」との課題が解消され、既存の商流を維持しつつTemuへの出店が可能になります。

LOGILESSを使用することで、Temuに出店後も既存の業務を維持したまま受注や在庫管理の自動化が実現できます。具体的には、API連携によりTemuの受注データを自動的に取り込み、リアルタイムで在庫が同期されます。

今後さらに、LOGILESSを利用しているTemu出店者が越境ECに対応できるような連携も考えており、グローバル市場での販路拡大を目指す協力も進めていく予定です。2024年8月時点では、Temuは世界で訪問者数が第2位のECサイトとなり、月間6800万回以上の訪問が確認されています。これにより、利用者数が世界的に増加しているTemuとロジレスの協業が、EC事業者のグローバル展開を大いに支えることが期待されています。