エルヴェ・コルネード氏がGEODISの新たな役職に就任
GEODISは、エルヴェ・コルネード氏を公共政策担当エグゼクティブ・バイスプレジデントに任命したことを発表しました。コルネード氏は30年以上にわたり輸送・ロジスティクスの分野でキャリアを積んできた専門家であり、その経験をもってGEODISの成長に重要な役割を果たすことが期待されています。
コルネード氏の業界での経歴
コルネード氏は、2009年から2018年までル・アーヴル港湾局の経営委員会メンバーを務めていました。その中で、2012年にはHaropa Port経済利益共同体の設立に深く関与し、2018年までマーケティングおよび営業担当でその発展を支えてきました。彼の専門知識とリーダーシップにより、Haropaはフランス国内外での地位を確立しました。
移籍後はSOGETグループの経営委員会会長としても活躍し、フランスの企業が国際的に成長するための戦略を導いています。また、フランス政府から任命を受けて対外貿易顧問(CCEF)としても活動しており、フランスの企業の国際展開を推進するための支援に取り組んでいます。
学歴と専門性
パリ第1大学(ソルボンヌ)で国際輸送およびロジスティクスの修士号を取得したコルネード氏は、その学識と実務経験を活かして新たな役職に挑みます。彼のバックグラウンドは、GEODISが更なるビジョンを持って業界をリードするために必要な知識と戦略を提供することになるでしょう。
GEODISの概要
GEODISは、サプライチェーン全般にわたる専門性から高い評価を受けている、世界的なロジスティクス・プロバイダーです。自社のビジョンとして、クライアントの成長パートナーとなることを掲げ、以下の4つの事業を中心に展開しています:
- - グローバル・フレート・フォワーディング
- - グローバル・コントラクト・ロジスティクス
- - ディストリビューション&エクスプレス輸送
- - 欧州陸上輸送ネットワーク
GEODISは170カ国近くでネットワークを構築し、約50,000人の従業員を擁しています。2024年の売上高は113億ユーロに達すると予想され、今後も国内外での事業拡大が期待されています。GEODISはフランス国鉄グループ(SNCF)の子会社でもあり、安定した基盤の中でさらなる成長を目指しています。
結論
コルネード氏の任命は、GEODISが公共政策を強化するために不可欠なステップとなります。彼の幅広い経験と専門知識は、同社のビジョンを実現するための重要な要素となるでしょう。今後の展開に注目です。