dSPACEがSDVerseに参加
2026年2月24日、dSPACEは自動車業界初のソフトウェア専門B2BマーケットプレイスであるSDVerseへの参加を発表しました。この参画により、dSPACEの幅広いシミュレーションおよびテストソリューションが、世界中の自動車メーカーやサプライヤに容易に利用可能になります。これにより、OEMやTier 1企業は、安全かつ高性能なソフトウェアデファインドビークル(SDV)の開発を迅速に進めることができるでしょう。
自動運転開発の効率化
dSPACEは、30年以上にわたり自動車およびモビリティ分野のイノベーションを支える様々なツールやソリューションを提供してきました。具体的には、モデルベース開発やSIL(Software-In-The-Loop)テスト、HIL(Hardware-In-The-Loop)検証、センサシミュレーション、さらにはADAS(先進運転支援システム)や自律走行機能のシナリオベーステストを含む多彩なポートフォリオを展開しています。これらの技術は、ますます複雑化する車両ソフトウェアの設計や妥当性確認、および認証のプロセスを高品質かつ効率的に支援します。
近年では、AIを活用したSIL/HILテストソリューションや仮想ECUの自動生成、インテリジェントなテストファーム管理など、AI技術を組み込んだ検証ワークフローに注目が集まっています。これにより、自動車分野におけるワークフローが大幅に改善されてきました。
dSPACEのCEOのビジョン
dSPACE Inc.のCEO、Peter Waeltermann氏は次のように述べています。「SDV技術の進展には、スケーラブルなシミュレーションや継続的な妥当性確認が必要です。SDVerseへの参加によって、OEMやサプライヤは、当社のAI対応のシミュレーションおよびテストソリューションに簡単にアクセスできるようになります。その結果、高い安全性と品質を確保しながら、イノベーションを迅速に進めることが可能となります。」
また、SDVerseのCEOであるPrashant Gulati氏は、dSPACEの参加が業界の協働を強化する重要な要素であると強調しています。自動車産業がハードウェア中心からソフトウェア主導、AI強化への移行が進む中、dSPACEのソリューションは非常に価値のあるものです。
グローバルな展開
dSPACEは、ドイツのパーダーボルンに本社を置き、世界各地に拠点を展開しています。日本を含む20カ国以上において、自動車だけでなく航空宇宙や産業オートメーションなど、様々な分野で開発パートナーに選ばれています。3000名以上のスタッフがdSPACEの製品とサービスを通して、世界中の顧客に最適なソリューションを提供しています。詳細については公式サイト(
www.dspace.com)をご覧ください。これからのdSPACEの活躍に期待が寄せられています。