将棋ファンの皆様、お待たせしました!2025年度の将棋日本シリーズの開催概要が明らかになりました。
今年は46回目となる「JTプロ公式戦」と24回目の「テーブルマークこども大会」が共に開催され、全国11の地域で約5ヶ月にわたって行われます。初回の中国大会は6月21日(土)にスタートし、最終日の関東大会は11月23日(日・祝)です。
トップ棋士による熱戦!「JTプロ公式戦」
「JTプロ公式戦」では、昨年度の優勝者である渡辺明JT杯覇者を含む、2024年の賞金ランキング上位12名の棋士たちが出場します。静まり返った会場では、将棋の駒が盤上でぶつかる音が響き渡り、観客と棋士との緊張感が伝わってきます。
対局は持ち時間10分の超早指し形式で行われ、スリリングな展開が期待されます。また、対局の後には勝利棋士が観客をお見送りする時間も設けており、ファンとの交流の機会があります。これにより、観客は棋士の熱戦を間近に感じることができるという、他では味わえない特別な体験ができるのです。
さらに、公式戦の模様は新しい形態のテレビ「ABEMA」で生中継されるため、会場に来られない方も楽しむことができます。
親子で楽しむ将棋の「テーブルマークこども大会」
また、「テーブルマークこども大会」では、棋力に応じて選べる2つの参加コースが用意されています。「うでだめしコース」では、自分の実力を試し、3勝するとトーナメントに進むチャンスがあります。一方、「エンジョイコース」では、初めて将棋を指す子供でも楽しめる内容です。
この大会では、対局以外にも指導対局や詰め将棋クイズコーナー、また新たに設けられた「駒つかみチャレンジ」や「駒ならべ30秒チャレンジ」など、家族で楽しめるコンテンツが増加しています。親子揃って一日中将棋を楽しむことができるこのイベントは、将棋ファンにとって夢のような場所となることでしょう。
申し込みスタート!
本日5月9日より、「JT杯」観戦申し込みと「こども大会」参加申し込みが開始されます。「JT杯」の観戦申し込みは事前申し込みの抽選制となり、「こども大会」の申し込みは先着順で行われます。詳細については、公式ホームページをご覧ください。
大会開催日程
大会の詳細な日程や、ABEMAでの放送予定については公式HPにて確認できますので、ぜひチェックしてください。開催を心待ちにする棋士やファンの皆様の期待を背負い、今年も充実した内容でお届けいたします。
羽生善治会長より、心強いメッセージ
「将棋日本シリーズ」を楽しみにしているファンの皆様へ、羽生善治会長も期待を寄せています。プロ公式戦「JT杯」や「こども大会」は、お子様から大人まで多くのファンが参加し、自分のスタイルで将棋を楽しむことを目的としています。毎年新たな試みが期待されるこの大会、心の豊かさを育む場として、多くの方々に親しまれるでしょう。
将棋ファンの熱い期待に応える素晴らしい大会を一緒に楽しみましょう。