Doorkel、資金調達
2023-01-18 10:00:01
Doorkel、3億円の資金調達を実施し教育DXの拡大へ
Doorkel、3億円の資金調達を実施し教育DXの拡大へ
Doorkelは、教育機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するため、プレシリーズAラウンドで3億円を調達しました。この資金調達は、教育機関の募集広報をDX化するSaaS型システム「SchooLynk Contact」の機能拡張を目的としています。
Doorkelのミッション
Doorkelは、「きっかけのインフラを社会実装する」というミッションを掲げています。特に大学や専門学校向けに提供する「SchooLynk Contact」では、学生情報管理のデジタル化を進めており、これにより業務の効率化を実現しています。2020年2月のサービス開始以来、国公立や有名私立大学をはじめとして、250校以上の教育機関に導入されてきました。これにより、学生はオンラインで全てのプロセスを進めることができ、よりパーソナライズされた情報を受け取ることが可能です。
資金調達の目的
今回の資金調達の目的は、主に二つの軸に分かれています。一つ目は、教育機関における業務範囲を拡大するための機能開発です。具体的には、「学生を集める」「教育を提供する」「進路をサポートする」といった業務領域におけるDX化の推進を目指しています。これにより、入金管理や保護者とのコミュニケーション、求人情報のマッチングといった新機能を提供し、業務の質を向上させることを計画しています。
二つ目は、民間教育領域への進出です。学習塾や語学スクールなど、多様な教育機関の業務もデジタル化が求められています。Doorkelは、教育機関のマーケティングオートメーション機能や顧客管理機能などを提供し、この分野においてもDXを進める考えです。
投資家のコメント
投資先であるニッセイ・キャピタル株式会社の松尾健介ディレクターは、オンライン授業が普及したコロナ禍における教育機関のDXの必要性を指摘し、Doorkelのサービスは特に高い評価を受けているとのことです。
池森ベンチャーサポート合同会社の池森賢二代表も、Doorkelの製品が学生と教育機関の関係を変革し、さらなる発展を期待していると述べています。彼は特に、Doorkelが提供するプラットフォームが、世界中の教育機関と学びを求める人々を結びつけ、個々の可能性を引き出すことが重要だと話しています。
会社概略
Doorkelは、「自分の価値や可能性に気づくきっかけ」を社会に提供することを目指し、教育DXに取り組んでいます。事業には、「SchooLynk Contact」の他に、ITコンサルティングや留学生支援なども含まれます。さらに、会社は東京都に拠点を置き、2022年には228,362,500円の資本金を計上しています。
結び
今後も、Doorkelは教育業界でのDXを拡大し、学びの経験をより良いものに変えるための取り組みを続ける予定です。これにより、すべての学び手が「価値や可能性を見つけるきっかけ」を得ることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社Doorkel
- 住所
- 東京都港区芝2丁目27番地8号VORT芝公園 4階
- 電話番号
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