坂井エキサイト大使に三宅里菜さんが任命
福井県坂井市が新たに任命した「坂井エキサイト大使」に、坂井市三国町出身で人気歌手の三宅里菜さんが選ばれました。最近、魅力ある観光地や食文化、歴史、文化を広くPRする役割の一環としてこの大使職が新設されたことにより、地域への貢献が期待されています。
三宅里菜さんのプロフィール
三宅里菜さんは1993年に坂井市三国町に生まれ、2018年からBS日テレの「BS日本・こころの歌」に出演し、混声コーラスグループ「FORVERSTA(フォレスタ)」のメンバーとして活動してきました。彼女は、童謡、唱歌、歌謡曲、演歌、ポップス、オペラなど、幅広いジャンルの楽曲を演奏し、多くのファンから支持を受けています。2024年には「ふくいブランド大使」にも任命される予定です。
任命式の詳細
三宅さんの任命式は2025年3月10日(月)に福井市のフェニックス・プラザで行われます。市長の池田禎孝氏が三宅さんにエキサイト大使のロゴ入り名刺を手渡す予定です。この式典は、フォレスタのコンサートが始まる前に別室で行われます。
今回の任命により、坂井エキサイト大使は総勢4人となります。これまでの大使には、俳優・モデルの高橋愛さんや、動画クリエーターの福井のカズさん、さらには2024年6月にVチューバーの響絵想さんが加わっています。
エキサイト大使の役割
坂井エキサイト大使の使命は、坂井市にある魅力的な観光地や特産品、自然環境、そして歴史・文化を広く訴えることです。ソーシャルメディアを通じて地域の情報を発信し、観光客の誘致やふるさと納税の促進を図っていきます。
また、大使は市内外を問わず様々なイベントに参加し、市民や地域の人々との交流を深める役割も担います。坂井市の魅力を直接伝えることで、地域の活性化につなげることが期待されています。
三宅里菜さんの抱負
任命に際して、三宅さんは「生まれ育った坂井市のエキサイト大使に選ばれたことは大変光栄です」とのコメントを寄せています。「坂井市の持つ奥深い魅力を、音楽を通じて引き出し、多くの人に知ってもらえるよう取り組むことで、さらなる感動や発見を与えられるよう努めていきます」と語っています。
地域文化の継承と発信
三宅さんは、坂井市を舞台にした短編映画「エッセル坂を越えて」の主題歌や挿入歌を担当し、地元音楽文化の継承と発信に力を注いでいます。民謡「三国節」のアレンジや、坂井市丸岡町出身の作曲家「今川節」の音楽伝承など、地域の文化に根ざした活動を行っています。
まとめ
三宅里菜さんの新たな任命により、坂井市の観光や文化のPR活動はさらなる活気を見せることでしょう。彼女の音楽の力で坂井市の魅力をより多くの人々に届け、地域区間を深める大きな契機になることを期待しています。