ポジティブ・ファイナンス契約
2025-03-31 11:51:55

三菱重工業、日本生命と再びポジティブ・インパクト・ファイナンス契約を締結

三菱重工業、日本生命とポジティブ・インパクト・ファイナンスを契約



2023年の春、三菱重工業は日本生命保険相互会社との間で、20億円の融資契約「ニッセイ・ポジティブ・インパクト・ファイナンス」を締結しました。この契約は、双方にとっての新たな挑戦であり、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け重要な一歩となります。

今回の契約は、三菱重工業と日本生命にとって2回目の協業となり、もう一度共通の理念の下で地球環境に寄与する事業展開を進めて行くこととなりました。三菱重工グループの中でも、気候変動などのグローバルな課題に対して、社会的な貢献を通じて中長期的に企業の成長を図ることが重要視されています。

三菱重工グループの目指す持続可能な社会



三菱重工は2020年に、環境問題やデジタル化に関する5つの重要なテーマを特定し、そのうちの「脱炭素社会に向けたエネルギー課題の解決」と「AIやデジタル化による社会の変革」を中核とする事業計画を策定しました。これにより、脱炭素化の努力を組織全体で進め、2040年にはCO2排出量を実質ゼロにする意向を強く掲げています。

この取り組みでは、エネルギー供給と需要の両面から脱炭素化を促進し、持続可能な社会を実現することを目指しています。そのための具体的な施策や進捗状況は、三菱重工のウェブサイトやサステナビリティ関連の報告書などで詳細に公開される予定です。

SDGsに向けたインパクト評価



本契約においては、SDGsの達成に寄与する活動として、三菱重工が定めた重要課題が基礎に選ばれています。また、日本生命が提供する評価方法に基づき、定量的および定性的なインパクトの評価が行われる予定です。そして、株式会社格付投資情報センター(R&I)からは、ポジティブ・インパクト金融原則への遵守状況や利用した評価指標の合理性に関するセカンドオピニオンが取得されています。

このような評価を基に、具体的な成果や進展が確認されることで、三菱重工グループとしての責任ある金融機関の姿勢が際立つこととなります。

持続可能な企業価値の向上



三菱重工業は、自社の技術力や事業体制を最大限に活かし、持続可能な社会の実現に貢献することで、企業価値の向上を目指しています。また、それに伴い、社会全体に豊かさをもたらすことが期待されています。企業活動がもたらすインパクトの明確化は、企業と顧客の信頼関係を築く基盤ともなるでしょう。

このたびの契約については、今後もオフラインおよびオンラインのさまざまなメディアを通じて広く発信していく予定です。三菱重工業はこれからもサステナビリティに向けた取り組みを強化し、より良い未来の為に努力していきます。


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会社情報

会社名
三菱重工業株式会社
住所
東京都千代田区丸の内三丁目2番3号丸の内二重橋ビル
電話番号
03-6275-6200

トピックス(経済)

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