2025年1月17日、町田市役所にて「第3回町田レインボーミーティング」が盛大に開催されました。この会議は、三井住友トラストグループが主催し、プライドハウス東京が協力団体として参加しています。LGBTQ+をテーマにしたこの地域特化型の異業種交流会は、町田市の企業、大学、スポーツ団体の多様なステークホルダーが一堂に会し、業種を超えて「LGBTQ ALLYのスタンスで何ができるか」を模索することを目的としています。この試みは、2024年4月に始まった第1回目の開催から続くもので、町田市男女平等推進センターとの連携を通じて、地域内でのLGBTQ+関連の意識向上を図っています。
第3回目のミーティングでは、プライドハウス東京の代表がアライを増やす取り組みについての講義を行い、その後、参加者たちは6月のプライド月間を見据えたアクションについてのディスカッションを展開しました。こうした議論を通じて各グループから共有されたアイデアは、市内の多様な組織が協力し合うための具体的な手法を模索する貴重な機会となりました。
町田市市民部の磯崎課長は「このミーティングを通じて、町田市における性の多様性の理解が少しずつ広がっていることを感じています。また、これからも一人ひとりが自分らしく生きる社会を作るために、この活動を持続させることが重要です」と語ります。
さらに、三井住友トラストグループの担当者も参加の喜びを述べ、地域の理解促進には草の根の活動が不可欠であると強調しました。“まちさが”エリアの企業と団体が協力し合って、LGBTQ+への理解を深めていく努力は、今後も大切な課題です。
今回のミーティングでは、異なるセクター間の協力がもたらす価値を実感し、参加者からはさらに具体的なアクションの提案が続出しました。また、無関心層へのアプローチ方法も大きなテーマとなり、より広範な理解促進へ向けた施策が模索されました。次回は3月頃の開催が予定されており、6月のプライド月間に向けた共同アクションのアイディアがまとめられることになります。
プライドハウス東京は、これからも地域特化型の連携を強化し、LGBTQ+に関する様々な取り組みが地元社群で広がる手助けをしたいと考えています。このような活動を通じて、性の多様性の理解が進むことへの期待は高まります。参加者や地域コミュニティの継続的な連携を通じて、町田市がLGBTQ+フレンドリーな街としてさらなる発展を遂げることを期待しています。