NBIホールディングス、星野リゾート界阿蘇を取得し地方創生に貢献

株式会社NBIホールディングス、星野リゾート界阿蘇を取得

株式会社NBIホールディングス（本社：東京都）は、子会社であるNBI地方創生インベストメントを通じて、星野リゾート界阿蘇を取得する不動産売買契約を締結しました。この物件は、九州の人気観光地である阿蘇に位置し、全室に客室露天風呂を備えたヴィラタイプの宿泊施設です。

企画の背景

NBIホールディングスは「MACHIづくり共創会社」としての使命を掲げ、地域資源を活かした投資事業を行っています。取得した界阿蘇は、地域の魅力を最大限に引き出す宿泊施設として、地方創生や地域活性化に寄与することが期待されます。取得後には改装工事を計画しており、より一層の地域価値を引き立てるホテルに改装される予定です。

施設概要

- 施設名: 界阿蘇
- 所在地: 大分県玖珠郡九重町大字湯坪字瀬ノ本628番地6
- 敷地面積: 26,754.67㎡（8,093.29坪）
- アクセス: 熊本空港から車で約70分、黒川温泉バス停から車で約10分
- 客室数: 12室
- 付帯設備: 全室露天風呂、レストラン、ラウンジ

この取得は、NBIホールディングスの「2027年3月期までに200億円の投資を行う」という長期的なビジョンの一環として位置づけられています。特に地方の宿泊施設に対する投資が進んでおり、地域金融機関や機関投資家との連携を強化する意向も示しています。

地方の役割と未来への提案

日本の地方には、魅力的な地域資源や価値がある一方で、人口減少や都市部との格差といった課題も存在します。NBIホールディングスは、地域企業との協力を通じて成長の可能性に向き合い、地域社会を活性化させる取り組みを行っています。金融や投資を要素とした新たなアイディアやソリューションにより、地域の持つ魅力を活かす実践的な施策の展開を目指しています。