京都で行われる春の講演会
2025年6月8日(日)、京都ノートルダム女子大学にて、特別講演会「フランクル心理学に学ぶ喪失からの再生」が開催されます。このイベントは、主に喪失や苦難を経験している方に向けて、精神的な再生の手法を探求する機会です。参加は無料で、予約も不要。どなたでも直接会場にアクセスできます。
講演の概要
講演会は、午後3時から約1時間30分の予定で実施されますが、開場は14時30分からです。会場は京都ノートルダム女子大学内のユージニア館3階のNDホールで行われ、リラックスした雰囲気の中で行われる予定です。
講師には、仙台白百合女子大学の学長である加藤美紀氏が迎えられます。加藤氏は、フランクル心理学の権威として知られ、精神的な圧力や困難な状況に直面したときにどのようにして希望を見出すかを教えてくれる貴重な存在です。彼女はまた、棋士の加藤一二三氏の娘であり、精神科医V.E.フランクルが提唱する「人生の意味」について深い知見を持っています。
主なテーマ
今回の講演では、フランクルが体験した極限状況や、彼の著書『夜と霧』に基づいた生きる意味に関する考察がなされます。困難な状況においても「人生に対して肯定的であること」がいかに重要か、フランクルがどのようにそれを実践したかの事例も交え、皆さんと共に「希望のありか」について考える時間を提供することが目的です。
福祉や心理学に興味のある方はもちろん、心の健康を考える人々にとっても、貴重なヒントを得る機会となるでしょう。
講師紹介
加藤美紀氏は、仙台白百合女子大学の人間学部で教鞭を執る傍ら、教育学の博士号を有し、日本カトリック教育学会の全国理事も務めています。キャリアの初めには、JETROでの業務を経験した後、シャルトル聖パウロ修道女会に入会し、多方面にわたる専門的な知識と経験を積んできました。また、彼女は教育とスピリチュアリティに関する多くの著書を持ち、学会賞も受賞するなど、教育界での実績も豊富です。
特に、カトリック教育におけるスピリチュアリティ育成に関する著作は大変評価されています。加藤氏の実践や見解は、教育界に新たな視点を提供し、多くの人々に感銘を与えてきました。
参加方法
この講演会は予約が不要で、自由に入場可能です。特別な準備は必要なく、思索と発見の場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。 ・
人生の苦難を乗り越えるためのヒントを、この講演会を通じてぜひ学んでいただきたいと思います。報道機関の皆様にも、取材や記事掲載をぜひご検討いただければ幸いです。
ご興味のある方は、当日会場でお待ちしております。