新機能「チームサーベイ分析β」の登場
エンジニアプラットフォームを提供するファインディ株式会社は、エンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」に新たに「チームサーベイ分析β」機能を追加したことを発表しました。この機能は、開発チームの開発者体験を可視化し、開発生産性の向上を図るものです。
背景
「Findy Team+」は、2021年10月の正式リリース以来、約450社以上の企業における開発者体験の向上を支援してきました。ユーザーからは、定量的な開発生産性指標だけでなく、開発者体験に対する満足度を把握したいとの声が寄せられており、またコミュニケーションやビジネスアウトカムに関する課題意識の可視化を求める声も多くありました。
そこで新機能の開発に至った背景には、GitHubやMicrosoftが発表した「The SPACE of Developer Productivity」という研究結果があります。この研究に基づく「SPACE」フレームワークは、開発者体験をなしうる多様な視点を提供しており、米国のテック企業では広く利用されています。このフレームワークによると、開発者体験の満足度と開発生産性には正の相関関係があることが示されています。
新機能の仕組み
新たに加わった「チームサーベイ分析β」では、開発者体験を5つのカテゴリ、「Satisfaction and well being」「Performance」「Activity」「Communication and collaboration」「Efficiency and flow」に分け、それぞれについて設問に答える形式を取ります。このサーベイによりチームの開発者体験が多面的に把握でき、ボトルネックをリアルタイムで可視化できます。
さらに、サーベイ結果の解析は個別に実施され、各メンバーは匿名で自分の回答結果のみを確認できる仕組みとなっています。これにより、メンバーは自身の開発者体験の変化を簡単に振り返ることが可能となります。
「Findy Team+」の概要
「Findy Team+」は、エンジニア組織のパフォーマンス向上をサポートするSaaSサービスです。GitHubやGitLabなどのツールを分析し、開発の活動や効率を可視化することで、企業の開発生産性や開発者体験の改善を促進しています。2021年10月のリリース以来、450社を超える企業に導入されています。
公式サイトでは、サービスの詳細や活用事例、さらには無料デモの申し込みも受け付けています。興味のある方はぜひ、下記リンクをチェックしてみてください。
会社概要
ファインディ株式会社は、エンジニアの挑戦を支援するプラットフォームを提供しています。代表取締役の山田裕一朗氏は、エンジニアが働きやすい環境の整備を目指し、さまざまなサービスを展開しています。今後の機能アップデートにも期待が寄せられます。
- - 会社名:ファインディ株式会社
- - 所在地:東京都品川区大崎1-2-2
- - コーポレートサイト
今後もユーザーの声を反映させた様々な機能のさらなるアップデートが行われる予定です。「Findy Team+」はエンジニア組織のさらなる発展に貢献し続けることでしょう。