NTTデータ、NexthinkのDEXプラットフォームを約6万台に導入へ
国内最大規模のデジタル従業員エクスペリエンス(以下、DEX)管理ソフトウェアの導入が進む。NTTデータは、Nexthinkの提供するDEXプラットフォーム「Nexthink Infinity」をおよそ6万台に導入する計画を発表した。これにより、IT部門は業務効率を大幅に改善し、従業員のIT利用体験を向上させることを目指している。
DEXの重要性とNexthinkの役割
現代の企業において、従業員がどのようにIT環境を利用しているかの可視化は不可欠となっている。DX(デジタル・トランスフォーメーション)の進展に伴い、ハイブリッドワーカーの増加と共に、従業員のIT体験の質が業務の生産性に直結している。Nexthinkは、その要件に応えるべく、AIエージェントと先端技術を駆使し、問題が発生する前に課題を特定する管理システムを提供している。
NTTデータの取り組み
NTTデータは2025年にNexthinkとパートナーシップを締結し、国内市場におけるDEXのサービス提供を開始した。その後、自社環境内での「価値検証(PoV)」を実施し、問い合わせ対応時間の最大30%削減やコスト抑制といった具体的な成果を上げた。これにより、同社は約6万台へのNexthink Infinityの導入を加速させている。
特に、問い合わせ対応時間の短縮は、企業の競争力向上に直結する要素であり、従業員にとっても快適な業務環境づくりに貢献する。IT利用体験をデータに基づいて可視化することで、予防的なアプローチが実現し、業務のスムーズな運営が期待されている。
効果的な運用支援サービス
NTTデータの取り組みの一環で、「DEX導入・運用支援サービス」の提供も2026年7月より開始される。このサービスは、導入に伴う企業の具体的なニーズや課題を理解し、サポートする内容で構成されている。萩野武志・Nexthinkジャパン社長は、NTTデータによる導入が実現することを非常に嬉しく思っていると述べ、協業により日本企業がより一層プロアクティブなIT運用を実現できることを期待している。
未来のビジョン
今後NTTデータは、導入したNexthink Infinityの実績を活かし、他の企業へのDEX導入支援を積極的に行っていく方針だ。特に、IT環境の可視化によって業務生産性が向上することで、従業員の満足度も高まることが見込まれている。これまでの豊富な経験に基づいた知見に加え、Nexthinkの最新技術を採用することで、企業のIT運用における質の向上が期待される。
このように、NTTデータとNexthinkの連携は、日本企業のデジタル化を一層促進させる大きな原動力となるであろう。企業が変化する市場環境に柔軟に対応し、競争力を維持・向上させるための鍵となるDXへの進化に注目が集まる。