共同通信デジタルとジャパン・トラベルが新サービスを始動！訪日観光の未来を切り開く

新たなプロモーション支援サービスが始動

株式会社共同通信デジタルは、ジャパン・トラベルと共同で、訪日外国人観光客をターゲットにした新しいプロモーション支援サービスを立ち上げた。このサービスは、多言語による情報発信と実際の訪問までの誘客施策を融合させたもので、地方自治体や観光業者が抱えるインバウンドプロモーションの課題を解決すべく開発された。

背景と目的

近年、訪日外国人観光客は日本の主要都市に限らず、地方の独自な体験や文化を求める傾向が強まっている。日本の地方が持つ魅力を効果的に伝え、実際に訪れてもらうためには、情報が散在せず集約されていることが重要だ。しかし、旅行者が必要な情報を得ることが難しいため、地方の魅力や文化の理解が深まらず、「知って終わり」という状態が生まれていた。

この隙間を埋めるため、共同通信デジタルは、旅行手配やガイド業務に強みを持つジャパン・トラベルとの提携を決定。2社は、地域の魅力を効果的に発信し、それを訪れる行動へとつなげる仕組みを提供することを目指す。

具体的な施策

このプロモーション支援サービスでは、共同通信社の英語ニュースサイト「Japan Wire」で、地域の文化や自然、歴史に関する特集記事を公開する。また、ジャパン・トラベルの外国人ガイドが対象地域を訪問し、旅行者の目線で旅行プランを立案。このプランは、専用の予約機能を持つウェブサイトに掲載され、さらに海外の旅行業者へも提供されることで、訪日観光客の誘致を強力にサポートする。

さらに、作成された旅行プランを紹介する記事広告も、ジャパン・トラベルの多言語サイトで英語やフランス語、ドイツ語、イタリア語の4言語で発信される。記事内にはスムーズに旅行プランの詳細ページへ遷移できるバナーリンクも設置し、訪問予約へと繋がる道筋を整えた。

両社のウェブサイトの合計は、月間約250万PVを誇り、国内の英語情報サイトとしてはトップクラスの規模を持つ。これにより、より幅広い層への情報発信と誘客施策が可能になる。

両社のビジョン

共同通信デジタルとジャパン・トラベルは、以下のビジョンを実現することを目指している:

1. 地域情報の国際発信力の強化: 共同通信グループの国際的なネットワークと地域情報を結集し、日本各地の魅力を世界に強く発信する。

2. 誘客へのしっかりとした道筋の構築: 情報提供に留まらず、旅行プランの作成と予約システムの整備を通じ、読者の興味を実際の訪問へと繋げる。

3. 持続可能な地域創生への貢献: 訪日観光客による地域での消費を促進し、地域経済の活性化と文化の継承に寄与する。