神戸に木の社屋
2026-05-29 13:23:13

神戸都心に木の温もり、森林保全と防災が融合した新社屋

神戸都心に木の温もり、森林保全と防災が融合した新社屋



神戸市中央区、阪急神戸線春日野道駅近くに位置する株式会社神防社が、丹波産木材を使用した新たな社屋の建設を始めました。建設が進められるこの社屋は、2026年10月に完成予定で、施工を担当するのは森林関連の企業であるFOREST GROUPです。

近年の建設業界では、脱炭素化の流れに従い、都市部における木造建築がますます注目されています。しかし、防災を専門とする企業が木造オフィスを建設する動きはまだ一般的ではありません。このような新しい取り組みは、森林保全、災害対策、都市開発の観点から非常に評価されています。

新社屋の基本情報


  • - 所在地:神戸市中央区筒井町2丁目3-20
  • - 工法:木造在来工法
  • - 延床面積:350.62㎡
  • - 使用木材:丹波産の杉や檜など
  • - 着工:2026年4月
  • - 竣工予定:2026年10月
  • - 施工:株式会社栄建(FOREST GROUP)

この新社屋の建設は、近年の豪雨や土砂災害の増加に対応するため、持続可能な社会を目指す取り組みの一環です。政府や業界団体による国産材利用の促進策が進んでいる中、木の利用が防災につながるという認識が広まっています。神防社は単に防災設備を提供するだけでなく、防災の起因となる要因にアプローチする姿勢を持っています。

防災としての木材


木材は、適切に管理された森林がもたらす「緑のインフラ」として機能します。森林が提供する水の保水作用や土壌の安定性によって、都市部での災害リスクを大幅に軽減できます。神防社が木造社屋を選んだ意図には、防災の根本的な視点を設備から森林にまで広げたことが明確に表れています。

環境保全と地域経済の循環


木材を使用することで、CO₂排出量を削減できるだけでなく、地元の経済も活性化されます。丹波地域の木材を地元で消費することで、製造や運送のコストを削減し、地域内の林業、製材、建設業が連携し新たな価値を生み出すことが期待されています。

このような地域密着の取り組みは地方創生のモデルとも言えます。神防社とFOREST GROUPが協力することで、広がりのある経済サイクルを構築し、地域の持続可能な発展に寄与しています。

未来を見据えて


神防社は、創業以来、防災の新たな形を模索してきました。あらゆる防災技術を集約的に提供し、「そこまでやるか!神防社」という信念の下、社会課題への取り組みを行っています。今回のプロジェクトもその一環であり、私たちの活動が防災と環境保全の新たなスタンダードを提示することを目指しています。

両社の思い


神防社の辻代表は、「丹波の木で新社屋を建てることは『本当の防災』を体現することです」と述べています。また、FOREST GROUPの足立代表も、「川上から川下までの循環を、この建物に込めたい」と語っています。

今後、2026年の完成を目指して、多くの注目が集まるこの新社屋が、神戸から持続可能な未来を発信するシンボルとなることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社神防社
住所
兵庫県神戸市中央区東雲通3丁目4-3
電話番号
078-241-3505

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