Z世代のスマホ活用実態調査！頻出SNSと意識の変化とは

Z世代のスマホ活用実態調査

株式会社MERYが実施した「スマホ活用に関するMERYアンケート」の結果をもとに、Z世代の最新のスマホ利用状況について詳しくご紹介します。この調査は、東京都千代田区に本社を置くMERYが、全国の15歳から29歳の男女1,000名を対象に行いました。調査期間は2025年9月4日から9月18日までです。

利用頻度の高いアプリ

調査結果によると、Z世代が最も使用しているアプリはLINEで、次いでYouTube、Instagramという順番になっています。結果として、これら主要SNSが上位を占めています。LINEはコミュニケーションツールとして定番であり、YouTubeはエンターテインメントとして非常に人気があります。さらに、Instagramは情報収集や自己表現の場として多くのZ世代のユーザーに支持されています。

また、X（旧Twitter）やTikTokも高い人気を誇り、Facebookは少し影を潜めています。これは、Facebookがブランドや結婚報告などのクローズドなコミュニケーションに使用されていることを示唆しています。さらには、Discordは主にゲーマー同士のコミュニケーションツールとして使われていると考えられています。

SNSが消費行動に与える影響

調査の中で、商品の購入や行動に対する影響を尋ねたところ、62%のZ世代が「SNSが決定に関与する」と回答しました。特に、美容・コスメやファッション、飲食店に関する情報収集がSNSを通じて行われている傾向が強く、いずれのカテゴリーでも約3割の回答を得ています。このことは、SNSが広告媒体としての役割を担い、若者の購買決定に大きな影響を与えていることが分かります。

情報収集と推し活

続いて、情報収集に関しては、Instagramが最も多く利用されており、他のカテゴリーでもその傾向が見られます。逆に、推し活についての情報収集にはXが多く利用される結果となりました。これは、リアルタイムでの情報やトピックの流れが重要視されているためかもしれません。

スマホからの離脱意識

調査結果では、約50%のZ世代が「スマホから離れる時間を持つよう意識している」と答えています。このことは若者の間で「デジタルデトックス」が浸透している一方で、依存状態も懸念されることを示しています。この現象は、電子機器が日常生活にどれほど密接に結びついているかを物語っています。

MERY Z世代研究所とは

MERYではZ世代との接点を通じてリアルなインサイトを抽出し、企業向けのマーケティング課題解決に貢献しています。また、MERYはZ世代をターゲットにした効果的なブランドコミュニケーションをサポートしており、「UPDATE MY HAPPINESS」を掲げて生活者一人ひとりの幸せを応援しています。

結論

この調査を通じて、Z世代がSNSを通じて情報を収集し、消費行動に影響を受けていることが明らかになりました。また、若者ならではのデジタルライフスタイルも浮き彫りになっています。特にSNSの利用頻度や情報収集手段としての役割はますます重要になっていくでしょう。今後もMERYの調査によって、Z世代の動向が注視されることが予想されます。