天空のお花畑で楽しむ「第22回浅間高原シャクナゲ園まつり」を体験

天空のお花畑、「第22回浅間高原シャクナゲ園まつり」へようこそ

群馬県の西部、標高1500mの高原に広がる「浅間高原シャクナゲ園」では、5月2日から5月18日まで「第22回浅間高原シャクナゲ園まつり」が開催されます。この期間中、約15万株のシャクナゲが満開を迎え、赤や白、ピンクの花々で辺りを彩ります。特に、雪化粧した百名山の浅間山とのコントラストは圧巻で、訪れる人々を魅了します。

シャクナゲの魅力と嬬恋村

そもそも、なぜ嬬恋村でシャクナゲが栽培されるようになったのでしょうか。1970年代、日本ではシャクナゲを種から育てることが非常に難しいとされていました。開花までに5〜10年もかかり、また栽培には特別な条件が必要だからです。しかし、嬬恋村の造園家・坂井さんが初めて屋外栽培に成功し、村のために数万本のシャクナゲを寄付しました。この情熱が村民の心を動かし、彼らは一丸となって「浅間高原シャクナゲ園」を造園しました。

シャクナゲ園まつりの楽しみ方

「浅間高原シャクナゲ園」は、東京ドーム約10個分の広さを持ち、イベントも多彩です。園内はハイキングコースになっているため、お弁当を持参してのピクニックもおすすめです。また、駐車場からすぐにシャクナゲが広がっているため、体力に自信がない人でも気軽に訪れられます。

イベント情報

「第22回浅間高原シャクナゲ園まつり」では、さまざまなイベントが行われます。特に5月3日にはラリーカーの展示、5月11日には以下のイベントが開催されます：

- 大声大会：くじ引きで出たお題を絶景に向かって叫ぶエンターテインメント。
- 野鳥観察会：地元の野鳥ガイドによるレクチャーがあり、野鳥を観察する楽しみも。
- 足湯体験：標高1500mの絶好のロケーションで、温泉の入浴剤を使った足湯を楽しむことができます。
- 出張オートパーラー：人気のハンバーガーを販売し、お腹を満たしてくれます。

地元と協力する休暇村

イベント期間中、リゾートホテル「休暇村嬬恋鹿沢」では、シャクナゲの苗をホテルフロントで販売します。この収益は全て、シャクナゲ園の維持管理に寄付され、自然環境の保全に寄与します。また、同ホテルでは、地元食材を使用した「群馬ブランド赤城牛と下仁田蒟蒻のすき焼き」が味わえるプレミアムビュッフェプランも用意されており、贅沢な食体験が楽しめます。