新機能追加:農業経営支援クラウド『ベジパレット』
農業業界が抱える最大の課題の一つは人材不足です。しかし、最近の調査によると、学生層の中にも農業に興味を示す人が増えており、約30%が就農の可能性があるとのことです。また、副業としての農業に関心を持つ人もおり、その比率は40%以上に達しています。これに加え、やりがいや自己成長を求める若手人材の意欲が高まっています。ちょうどその流れに乗る形で、ユニリタの農業経営支援クラウドサービス『ベジパレット』は目標設定機能を新たに搭載しました。
人材育成と環境整備の重要性
最近の農業経営者は、意欲的な人材を育てることに真剣に取り組んでいます。優秀な人材を魅了するためには、各従業員の目指す姿を尊重し、適切な育成環境を提供することが求められます。実際、成果を上げている農場では、従業員ごとに明確な目標を設定し、その達成を見える化する取り組みが行われています。この環境づくりが、従業員の成長や職場へのモチベーションアップにつながっているのです。
目標設定機能の導入によって、従業員は自身の進捗状況を把握しやすくなり、達成感を持てるようになると同時に、農場全体の生産性向上に寄与します。農業は一般的にルーチンワークが多いですが、目標を理解し達成する過程で、各作業の意味を実感することができます。このような個人の意識が集団の力となり、農場全体を活性化させることにつながります。
『ベジパレット』の新機能の具体的特徴
ユニリタが新たに開発した目標設定機能では、過去のデータを元に、各従業員ごとに具体的な目標を設定することが可能です。例えば、前年の作付実績から前年比1.1倍のように細かい設定を行うことができ、期中での振り返りも実施します。
さらに、生産性のグラフ化機能を活用することで、自身の成長軌跡を可視化できるため、農作業への取り組みの質が向上します。明確かつ具体的な目標が設定されることで、作業の曖昧さが解消され、モチベーションの向上につながるのです。
イベント情報:第14回 農業WEEK
この新機能を実際に体験できるチャンスが訪れます。2024年10月9日から11日の3日間、千葉県幕張メッセで開催される「第14回 農業WEEK」にて、新機能を紹介するブースがあります。この機会にぜひ足を運んでいただき、その目で機能を確かめてみてはいかがでしょうか。
- - 日時:2024年10月9日(水)~11日(金) 10:00~17:00
- - 会場:幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)
- - ユニリタブース:ホール:8、小間:3-31
- - イベント詳細:公式サイト
ベジパレットの特長
『ベジパレット』は、農業経営に必要な情報を整理し提供するためのクラウドサービスです。農場の効率的な運営をサポートする以下の3つの特長があります。
1.
データの一元管理:収支や作業予定など、多様なデータを統合管理します。
2.
PDCAサイクルの支援:作付単位や圃場での収支を基地にした改善策の実施を促します。
3.
個別の利益率改善:細かなデータを元にしたアプローチで、見落としがちな問題点を発見。
『ベジパレット』は今後も農業経営を支援し、成長に寄与し続けるであろうサービスです。これからもさらなる機能追加に期待しつつ、農業業界の未来に貢献できることを願っています。