地域に根ざす生活インフラとしてのジモティーの未来
ニッポン放送の番組『デロイト トーマツ グループ presents 新井恵理那 Leader's NEXT↗』に、株式会社ジモティーの代表取締役社長、加藤貴博氏が登場しました。加藤氏は、地域の課題解決に取り組む無料広告掲示板サービスを展開しており、近年では自治体と連携した「ジモティースポット」の設立など、事業の幅を広げています。
加藤氏がジモティーに参加したのは2011年で、その年の10月には社長に就任しました。創業期から地域社会との絆を深めることをモットーにしてきた同社は、生活に欠かせないインフラを提供することを目指しています。「電気、水道、ガス、ジモティー」と表現した彼の言葉には、地域コミュニティにとって必要不可欠な存在となる意志が込められています。
事業の課題と投資のジレンマ
加藤氏は、ジモティーの無料サービスの特性から、事業の拡大と収益化の難しさを語りました。コンテンツの成長には時間がかかり、資金調達にも苦労したと振り返ります。しかし、リクルートでの豊富な経験を活かした加藤氏は、サービスの必要性に確信を持っていました。
「このサービスは地域社会に必ず必要だ」と信じる思いが、彼の強いビジネスモデルを支えています。資金調達が進まない時期も、彼はそのビジョンを他者に理解してもらうことに努めていたといいます。彼の発言からは、創業者としての粘り強さと成功への道筋を描く力強さが感じられました。
成長するための考え方
また、起業を考える人々へのアドバイスも行いました。加藤氏は、社会の役に立つ事業は魅力的である一方で、持続可能なビジネスとするためにはスケールの拡大が必要だと強調しました。地域密着型の事業であっても、拡張性を意識し、単価や生産性を上げていくことが重要です。成長に伴い、リスクも増えるため、心構えを持つことが求められます。
スポーツと観察を楽しむ
プライベートでは、加藤氏は毎朝ジムに行くことを習慣としており、そのメリットとして「筋力の向上とともに、頭の回転も良くなる」と話します。そして休日には、見知らぬ街へ訪れ、その土地の人々やショップを観察するのを楽しんでいるそうです。ビジネス視点と趣味の交差点で、地域社会との繋がりを実感しながら過ごしています。彼のインタビューは、リアルな事業運営と個人の思考が交差している様子が伺えました。
番組を聞いた新井恵理那氏も「貴重なお話をたくさん伺えた」と感想を述べており、加藤氏の話は地域に根ざした事業が今後も発展していく基本的な要素を知る良い機会となりました。番組は毎週水曜日21時から放送され、多くのリスナーにとっても重要な情報源となるでしょう。地元とともに成長するジモティーの未来に期待が寄せられる中、彼の情熱はますます色濃くなっています。