国立科学博物館が寄付つき入館券を販売開始
国立科学博物館(館長 篠田謙一)は、開館150周年を見据えた新たな取り組みとして、寄付つき入館(園)券を販売することを発表しました。この寄付つき入館券は、3つの地区(上野本館、筑波実験植物園、附属自然教育園)での活動を支えるためのもので、2023年10月1日より販売が始まります。
販売詳細
寄付つき入館券は、入館料630円及び入園料320円に寄付が加わり、合計で1000円または500円の2種類があります。500円の券は筑波実験植物園のみで購入可能です。券の購入は各地区の窓口で行うことができますが、電子チケットは取り扱われていません。寄付金は、当館の調査・研究や展示の運営に活用されます。
記念品のプレゼント
寄付つき入館券をご購入いただいた方には、各地区ごとのオリジナル記念品が贈呈されます。これらの記念品は、購入者への感謝の気持ちと国立科学博物館の歴史を感じてもらうために制作されました。記念品の内容は変更される可能性がありますので、訪問の際にぜひチェックしてください。
上野本館の記念品
上野本館では、昭和41年に発行された優待券をモデルにしたカードが贈呈されます。このカードには、1964~69年に上野本館のエントランスに展示されていたアロサウルスのデザインが使用されています。昭和の懐かしい雰囲気を感じられる特別なアイテムです。
筑波実験植物園の記念品
筑波実験植物園では、園内の代表的な植物の写真を用いたトレーディングカードサイズの記念品が進呈されます。このカードの裏面には、担当研究者の思いやメッセージが多少記載されています。
附属自然教育園の記念品
附属自然教育園では、「白金自然写真クラブ」の会員が撮影した写真を用いたカードが手に入ります。自然を愛する人々による芸術作品として、特別な価値があります。
まとめ
国立科学博物館は、150周年を控えた今年、寄付つき入館券を通じて訪問者と共に成長し続ける姿勢を示しています。博物館の活動をサポートしながら、ユニークな記念品を手に入れることができるこの機会をお見逃しなく。詳しい情報は国立科学博物館の公式サイトやSNSで確認できますので、ぜひ訪問してみてください。