エイブルネットワーク恵比寿DX店がAI活用した新サービスを開始

エイブルネットワーク恵比寿DX店が生成AIとデジタルヒューマンを活用

株式会社エイブルは、東京都の恵比寿に位置するエイブルネットワーク恵比寿DX店において、生成AIとデジタルヒューマンを用いた賃貸仲介サービスのトライアルを始めました。この新しいサービスは、特に物件探しに不慣れな方や来店が難しい方にとって、非常に便利な選択肢を提供します。

24時間利用可能な提案システム

このサービスの最大の特長は、CG（コンピュータグラフィックス）で作られた高精細なキャラクター「デジタルヒューマン」に直接条件を伝えることで、希望に沿った物件を24時間いつでも提案してもらえる点です。これにより、従来の物件探しの手間を大幅に軽減することが期待されています。

たとえば、今までだったら店舗までわざわざ行かなくてはならなかったところが、この新システムを使えば、手元のスマートフォンやPCから簡単に相談ができるため、忙しい方でも空いた時間を利用して希望の物件を探せるのです。

お客様のニーズを事前に把握

さらに、デジタルヒューマンとの会話を通じて、お客様の興味や関心が事前に把握されるため、来店や内見の際の案内がスムーズに行われます。これにより、業務効率も向上し、より良いサービスをお客様に提供できるようになります。

技術の背景

この新サービスには、株式会社miiboが提供する会話型AI構築プラットフォーム「miibo」が使われており、OpenAI社の「GPT-4o」モデルを基にしています。これにより、ユーザーは既存のシステムでは体験できなかった自由度の高い会話を楽しむことができ、AIとの会話がより自然に感じられます。

接客インターフェースには『デジタルヒューマン株式会社』が提供するキャラクターを採用しています。AIドリブンでの専門的な対話がリアルタイムで行える点も魅力の一つです。さらに、会話AIの構築には株式会社こころみが支援を行っており、ロボットやスマートスピーカーなどへのシナリオ開発も手がけています。