小学生が挑む「T-1グランプリ」
2024年3月1日(日)、埼玉県の入間市にて「第10回 T-1グランプリ」が開催されます。このイベントは、日本三大銘茶の一つである【狭山茶】をテーマにした、小学生によるお茶の知識と作法を競うものです。主催は「茶人~chat’T~」であり、今回も市長の杉島理一郎氏が後援しています。
近年、ペットボトルのお茶の普及が進んでいる中で、家庭での急須使用が減少しています。このような背景から、今回の大会は「狭山茶文化の継承」と「おもてなしの心の育成」を目的にしています。過去9回で546名の子どもたちが挑戦してきた本大会は、狭山茶を通じて大切な食育の場としても機能しています。参加する約70名の小学生が、事前の学習会でしっかりと準備を整え、競い合います。
「急須でいれるお茶」の重要性
総務省のデータによると、家庭での茶葉購入額が減少していることが示されています。迅速に飲めるペットボトル茶が人気ですが、入間市はあえて手間のかかる急須でのお茶の淹れ方を応援し、その中で子どもたちに豊かな心を育む食育を提供することに力を入れています。参加者たちは、お湯の温度や浸出時間、相手を思いやる心を学び、お茶を通じた「豊かな時間」を体現します。
「茶レンジ」競技について
この大会では「茶レンジ」という3つの競技が用意され、参加者は知識、感覚、技術の総合点で競います。
1.
茶レンジ1(筆記クイズ):
厳しい知識を必要とする○×クイズで、事前に学んだ知識を生かさなければならない。
2.
茶レンジ2(お茶の種類当て):
茶葉の見た目や香りを頼りにお茶の種類を当てる競技。参加者たちは、真剣な表情で茶葉を観察し、その香りを楽しむ。
3.
茶レンジ3(お茶のいれ方実技):
実際に審査員の前でお茶を淹れる競技で、味の評価だけでなく、急須の扱いや礼儀作法も審査されます。
これらの競技を通じて、極限の緊張感や集中力が求められ、子どもたちは気を引き締めて挑みます。
開催概要
- - 日時:2024年3月1日、13:00~17:00(競技開始は13:30)
- - 場所:埼玉県茶業研究所 講堂(入間市上谷ケ貫244-2)
- - 参加者:入間市在住の小学3~6年生 約70名
- - 表彰:優勝者には「茶ンピオン」の称号が授与され、上位入賞者は「入間市お茶大使」として狭山茶のPR活動に従事します。
メディア関係者向けの情報
当日は、報道関係者が撮影可能です。特に「茶レンジ2」や「茶レンジ3」での競技の様子は、静寂を背景にした緊張感あふれる光景が印象的です。また、競技終了後のインタビューも設けられています。
入間市の魅力
入間市は、商業的茶産地として日本最北であり、豊かな自然環境と多様な文化が共存する地域です。市は、「Well-being City」というビジョンの元、狭山茶文化を次世代に継承しながら、持続可能なまちづくりにも力を入れています。茶文化と現代文化が調和した入間市の魅力は今後も注目されることでしょう。