安全保障の新展開
2026-06-18 12:02:14

経済安全保障エコシステムを強化する業務提携に注目

経済安全保障エコシステムを強化する業務提携に注目



株式会社enableX(以下、enableX)とKES Investment Management合同会社(以下、KES-IM)が新たに業務提携契約を結びました。本提携は、日本の国家安全保障エコシステムを強化することを目的としており、両社の強みを生かし合うことで新たな事業の創出を目指します。

提携の背景


現在、日本は厳しい安全保障環境に直面しており、政府は経済安全保障推進法の改正やサイバー対処能力強化法などの政策を打ち出しています。これに伴い、官民が一体となって、AIや半導体、量子技術、サイバーセキュリティ、防衛技術といった17の戦略的分野に対しての投資が加速しています。その結果、経済安全保障は日本にとって最も重要な国策の一つとされるようになりました。

KES-IMは、元国家安全保障局長である北村滋が代表を務める企業で、日本初の国家安全保障をテーマとした投資ファンド「KESファンド」を運営しています。このファンドは、経済安全保障やインテリジェンス、サイバーセキュリティ、航空宇宙、防衛技術に注目しており、国家の強靭化と投資リターンを両立させることを目的としています。

enableXは、社会の課題である人手不足やインフラの老朽化などに取り組む事業開発ファームです。様々な企業とのパートナーシップを形成し、新しい事業を立ち上げる実績があります。このたびの提携により、双方の専門性を組み合わせて、日本の国家安全保障の強化を図ることが期待されています。

提携の目的


この業務提携の目的は、単なる資金供給にとどまらず、事業の創出と成長をしっかりと支えることです。具体的な実現内容は次の通りです。

1. 投資先企業の事業を共に創り、共に伸ばす
本提携により、enableXの事業共創チームが投資先企業の経営に深く関わります。営業戦略の実行、プロダクトの市場投入、組織の立ち上げなど、投資先の成長に必要な基盤をしっかりと構築します。

2. LPと投資先をつなぎ、事業をプロデュースする
従来のファンドでは、LP(有限責任組合員)は一般的に資金を提供するだけでしたが、KESファンドでは、LPの技術や市場アクセスを投資先に直接結びつけることで、事業価値を創出します。enableXがその結節点となり、具体的な事業連携を設計します。

3. グローバル規模での展開
経済安全保障を実現するためには、国内だけでなく、同志国との連携が必要です。この提携によって、enableXの国際ネットワークを利用し、海外市場への進出を推進します。

enableXの強み


enableXは、数多くの大手企業と連携し、100件以上の事業開発プロジェクトを成功に導いてきました。また、米国や欧州、韓国を含むグローバルネットワークを駆使し、技術評価や事業性評価を的確に行う能力も備えています。この深い専門性は、今後の投資判断や事業成長を高い精度でサポートします。

両社のコメント


KES-IM CEO 北村滋のコメント


「安全保障環境が厳しさを増す中、国家安全保障に関わる重要技術の育成が急務です。一方で、民間の主体的な取り組みも求められます。KESファンドの立ち上げにあたり、enableXとの連携を取ることで、今後の経済安全保障の推進に寄与したいと考えています。」

enableX CEO 釼持駿のコメント


「私たちは国内の企業と共に新しい事業を生み出してきました。KESファンドの使命は、国家安全保障を強化することです。これを実現するため、enableXが持つネットワークとノウハウを活用し、技術を事業に転換していく所存です。」

まとめ


この業務提携は、経済安全保障に対する期待と共に、今後の成長力を大きく引き上げる可能性があります。両社の取り組みがどのような形で結実するか、引き続き注目が必要です。


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会社情報

会社名
株式会社enableX
住所
東京都千代田区麴町3-5-17 晴花ビル 7階
電話番号

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