栃木のタウン情報誌「もんみや」が栄誉の受賞
栃木県宇都宮市に拠点を持つ株式会社新朝プレスが発行しているタウン情報誌「もんみや」は、タウン情報全国ネットワーク主催の「企画大賞」において、2つの部門で大賞を受賞し、さらに別の部門で準大賞を獲得しました。2021年9月6日のプレスリリースによると、この受賞は地域に密着した優れた試みが高く評価されたことを示しています。
受賞の概要
「企画大賞」は、全国各地のタウン情報誌が参加する厳正な投票によって選出される賞で、今年で15回目の開催となります。74の企画がエントリーされた中から、同誌は次の3つの企画で受賞しました:
- - 媒体営業企画部門:『1年を通した神社・仏閣企画』
- - 販売促進部門:『もんみや特集連動LINE抽選機能を使ったクーポン企画』
- - SP・行政部門:『とちぎの農産物スマイルアップ事業』
地域密着型の取り組み
神社・仏閣企画
「1年を通した神社・仏閣企画」は、地域に根ざしたタウン誌ならではの特集です。著しい数の神社や寺を紹介し、年間を通じて参拝を促進するために、5本の企画を展開しました。誌面に登載された「厄除け・方位除け一覧表」や「新年行事の解説」、「今さら聞けないQ&A集」により、読者が神社仏閣について知識を深める手助けをしました。特に、御朱印に関心を持つ人々への情報発信を強化し、大変好評でした。
LINE抽選機能を活用したクーポン企画
次に受賞した『もんみや特集連動LINE抽選機能を使ったクーポン企画』は、デジタル技術を取り入れた新しい試みです。この企画では、雑誌に記載されたクーポンをLINEを通じて提供し、読者が手軽に参加できる抽選を行いました。読者は、もんみや公式LINEアカウントを友だち登録することで、わずか数秒でクジ引きに参加し、当選したクーポンを即座に使える利便性が大きく評価されました。これは、読者参加型の新しい情報発信の形として注目を集めました。
農産物の販売促進
最後に、準大賞を受賞した『とちぎの農産物スマイルアップ事業』は、栃木県の農産物の消費を促す取り組みです。このプロジェクトでは、ECサイト「とちぎsmileマルシェ」を設立し、県産農産物の販路拡大を支援。コロナ禍に見舞われた農業者や食品業者のために、持続可能なビジネスモデルを構築しました。
結論
タウン情報誌「もんみや」の受賞は、地域の文化や産業を盛り上げるための積極的な取り組みが功を奏したことを示しています。今後も、地域密着型の情報を提供し続け、さらなる発展を期待したいところです。