PictureMakerの評価
2024-12-20 10:31:17

タイムラプス動画自動作成「PictureMaker」が国交省のVE評価を獲得

建設業界に革新をもたらす新技術、タイムラプス動画自動作成システム『PictureMaker』が、その有効性を国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)で評価され、VE(活用効果評価済み技術)に認定されました。これは、業務の効率化や安全性向上に大きく寄与する成果として、注目されています。

NETISおよびVE評価とは



新技術情報提供システムNETISは、国交省が新技術の普及を目指して整備したプラットフォームであり、さまざまな新技術の情報を集約し、提供するためのデータベースです。また、VE評価は、技術の有効性が確認され、継続的な調査が不要とされる評価制度です。これに登録されることは、その技術が普遍的に使用される価値があることを意味し、建設業界における信頼性を高めます。

PictureMakerの特長



『PictureMaker』は、クラウドベースのタイムラプス動画自動作成システムで、静止画を一定間隔で撮影し、これをタイムラプス動画として再生可能にします。最短30秒ごとに撮影できるため、現場のリアルタイム状況を簡単に把握できることが魅力です。撮影された画像は即座にクラウド上に保存され、現場に足を運ぶことなく状況確認が可能です。 特に、1日ごとのタイムラプス動画を自動生成する機能は、作業の流れや問題点を短時間で振り返ることを可能にします。

また、最大20,000枚を同時にタイムラプス形式に変換できるセルフタイムラプス機能や、複数のカメラを一元管理できる点も特長の一つです。これにより、施工業者は業務の効率化を図れるだけでなく、工事成績の向上を狙うことも期待できます。

VE評価から得られるメリット



VE評価を受けることで、施工者には多くのメリットがあります。まず、総合評価落札方式において加点が期待でき、工事成績評定が上昇する可能性があります。さらに、施工後に必要となる「活用効果調査表」の作成が不要になるため、事務処理の手間を大幅に削減できます。これにより、次回の入札にも有利になる可能性が高まります。

株式会社シーティーエスの取り組み



株式会社シーティーエスは、長野県に本社を置く建設ICTの専門企業です。1972年の設立以来、建設現場のデジタル化を推進し、情報データの利活用を通じて業界の課題解決に取り組んでいます。今回のVE評価は、同社の中期経営方針に基づく『データ・情報関連サービスの統合的な提供』の一環として実現されたものです。

このように、時代のニーズに応えた技術の導入が進む中、建設業界におけるデジタル化は避けて通れない課題と言えるでしょう。今後、『PictureMaker』がどのように業界に貢献していくのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社シーティーエス
住所
長野県上田市古里115
電話番号
0268-26-3700

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